退職の悩み

退職を切り出せない時の解決法5つ!準備すべきこと

退職したいのに切り出せないと感じている人は、多いものです。上司が怖い・会社に迷惑をかけるなどの不安からいざ切り出そうとしても、気が引けてしまいますね。切り出せないままではいつまでも退職ができなくて、さらに悩みは深まるばかりです。

この記事を読んでいただくと、退職を切り出せない時の解決法が分かるようになります。事前準備や勇気を出す方法も詳しくまとめてみました。退職を切り出せなくて苦労している人は、意外と多いものです。ぜひ、最後まで目を通してみてください。

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退職代行マイスター 
鈴木拓海

『退職希望者』と『退職代行業者』の懸け橋になることを目標に本プロジェクトを立ち上げる。自分たちの退職時の経験から悩みに寄り添い、安心して利用できる退職代行業者のみを紹介する。

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退職を切り出せない時の解決法5つ

上司に退職を切り出せない時には、どのようにすれば良いでしょうか?解決法を5つご紹介しますので、まず前提として考えてみてください。

対面が無理ならメールで切り出してみる

対面では切り出せないなら、メールで切り出す方法もあります。このメールでは、話したいことがあると伝える趣旨だけで良いでしょう。退職意思をすべてメールで長々と送ってしまうのは避けるようにしてください。

「お話したいことがあるのですが、お時間を頂けませんでしょうか」「退職を考えているので、話せる機会を作っていただきたいと思っております。」などの短い文面で問題ありません。

こうすれば、その後に対面の機会で何か重要な話があると察していると分かるので、緊張感がずいぶん和らぎます。

前向きな退職理由を明確にする

退職を切り出せない場合に、どうしても抵抗があるのは退職理由をどう言うべきかがまとまっていない時でしょう。退職を断言する固い意思を持っているものの、「一身上の都合」だけで上司から具体的な理由を聞かれないだろうかと不安になりますね。

「新しい業界への挑戦があきらめきれない」「子供の将来を見据えてより収入をあげるためにスキルアップをしたい」などといった前向きな理由なら了承しやすくなるでしょう。病気による理由でも「今は療養に専念して早く回復をしたい」という理由ならその気持ちを汲んでくれるのが普通です。

流れをシミュレーションしておく

病気や家族の介護が理由だと比較的、上司も納得せざる得ないものです。しかし、他の理由で切り出す時には、非難されたり引き止めにあったりする可能性はあると想定しておいてください。

特に威圧的な態度で叱責されると、強い意志が揺らいでしまうことも考えられます。これでは、せっかく切り出し始めたのに、上司に主導権を取られてしまいかねません。気まずさがあるのは、当然ことだと流れをシミュレーションしておくのがおすすめです。

切り出すタイミングを練っておく

退職を切り出すには、繁忙期を避けるのは大前提です。しかし、比較的ゆとりのある時期ならいつでも良いというわけではありません。時間帯への配慮もとても大切なポイントです。始業前や就業前のタイミングなら、業務外で時間をとってもらいやすくなります。

切り出すタイミングを間違えてしまうと、相手にされなかったりチャンスを逃したりしてしまう可能性すらあるでしょう。上手く切り出すために、ベストな時間帯を検討するのも忘れないようにしてください。

会社への罪悪感より自分の将来を本気で考える

退職を切り出させない時は、会社への罪悪感があるのも一つの原因です。心理的な原因があり辞めてはいけないのではないのかと考えてしまう方も多いでしょう。一時的に、会社にとっては後任探しや業務の延滞が発生しやすいですが、あなたの代わりは見つけられるものです。

退職を実行しないままでいては、自分の本当にやりたいことを本気で見つけられません。退職は、自分の将来を切り開くステップを進んでいるのだと考えておけば、通過点に過ぎないと考えてみましょう。

退職を切り出せない時にすべき3つの準備

さて、ここからは退職を切り出せない時に準備しておくべき項目を説明していきます。

退職の意思を固める

お伝えしたように退職の意思を固めるのは、欠かせません。もし「会社は可能な限り改善をするから」「辞められたら大きな損失だ」などと言われた時にも、動じないかも自答してみてください。

わずかでも会社の歩み寄りに期待があるのであれば、退職意思が固まっているとは言い難いでしょう。あやふやな気持ちで退職を切り出そうとするよりも、強い意志を持てているのかを考えて準備に取り組んでみてください。

ゆとりを持った退職期限を決める

民法では、当事者が雇用の期間を定めなかった時には、解約の申入れはいつでもできて申入れの日から2週間を経過することによって雇用が終了すると決められています。

そうはいっても、雇用形態や職種によってはそれが現実的にできづらい場合もあるため可能なら退職期限はゆとりを持って決めるのが、望ましいとされています。

始めから退職日を決めてしまうと、自己都合だけ優先していると解釈されかねないためです。新しい会社の入社日以前とか月末までといったように、退職期限を決めておくと双方の話がまとまりやすくなります。

後任者へのマニュアルを準備する

担当している業務のマニュアルがなければ、後任者のために準備しておきましょう。マニュアルがある場合でも、実務経験があるものでしか分からないポイントをまとめておけば、後任者の負担を軽くできます。

マニュアルの準備を済ませておくと、自分も退職しても会社が何も困ることはないと安心できるので、精神的な負担を軽くできるのです。

退職を切り出せない人が勇気を出す方法

解決法や準備をインプットした上で、退職を切り出せない人の味方になるのは自らを奮起させる勇気です。

家族や友人に話すことから始める

退職を一人で考え続けるのも大切なことですが、考えるだけで行動に移すまでは行かないケースも少なくありません。そんな時は、会社以外の人に「退職を考えているんだ」と胸の内をこぼしてみましょう。

深刻度にも寄りますが、親しい友人なら「軽はずみで言っているわけではなさそうだ」と聞く耳を持ってくれます。家族ならいきなり退職の結論を出してから言うよりも、波風が立ちにくくなるでしょう。

本人にとっては、アドバイスを求めているわけでもなくただ聞いてほしいから話すこともあります。一人で葛藤するよりも、どこか支えになってくれる気がしてくるものです。

ささいなきっかけが思いがけず背を押してくれ、勇気を出せることもあります。

先延ばししたらメリットがあるのか想像してみる

退職を切り出せないために会社に居続けるのは、精神的な負担が大きく現実から目を背け先延ばしにしているだけではないでしょうか?

確かに、退職を告げて上手く行かない時や日数がかかる時は、会社や周囲の関係が悪化していたたまれない時もあるでしょう。これを避けるために、退職を先延ばしにしてメリットは本当にあるのか想像してみてください。

社内だけのことに意識が行くと現状だけしか見えなくなりますが、未来を見据えてみると決心がつきやすくなり勇気も持てるようになります。

切り出せないときは退職代行も検討してみて!

すでに心身の負担が大きく何としてでも退職したいという人には、解決法や準備を心得て推し進めるのはさらに大きな苦痛となるでしょう。とうてい自分では打開できない時には、「退職代行」という方法があります。

退職代行は2017年頃から始まったため、知らない人もいるでしょう。もしもの時には、退職代行を活用できると知っておくだけでも心強いですね。

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切り出し方を知れば退職は意外と簡単!

退職は切り出し方さえ知っておけば、意外と簡単にできるものです。退職は、「気軽に言えるものではないからこそ切り出せない」気持ちが強く前に進めない時には、切り出し方を意識してみてください。

解決法と準備を入念に済ませておけば、意外と怖いものなしで進められるようになります。これまで、切り出せなかった人も退職の実現へ向けて一歩踏み出してみましょう。

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