不用品回収はなんでも回収できるわけではない!回収不可の品目を解説

2021年12月23日 | 初心者ガイド

不用品回収業者に回収を依頼したいとき「これは回収してもらえるのかな?」と心配になることはありませんか?不用品回収業者はさまざまなものを回収しているイメージがありますが、なんでも回収しているのでしょうか。

この記事では、不用品回収業者が回収できない品目や、よく回収している品目、「なんでも回収しています」と宣伝している業者が悪徳業者かどうかを見分ける方法について解説します。

不用品回収では回収不可のものがある

不用品回収はなんでも回収できるわけではなく、回収不可の品目もあります。ここでは、回収不可の品目について解説します。

生ごみ、動物、医療器具などは回収不可

処分方法が難しいという理由で一般的な業者では回収不可の品目もあります。回収不可であることが多いのは以下の品目です。

回収不可品目
生ごみ、液体、動物、動物の死骸、汚物、医療器具、灯油、エンジンオイル、土、ブロック、砂、ガスボンベ、危険物、違法なもの

これらの品目については、基本的には自分で処分することになっています。

例えば医療器具は処方された病院や薬局に返却する、灯油はガソリンスタンドに持っていくなどの方法があります。持っていることが違法なものについては、警察に届け出るようにしましょう。

回収不可のものを回収する業者も

回収不可の品目でも回収する業者もあります。一度断られても、インターネットで詳しく調べると回収してくれる業者が見つかるかもしれません。

特に、土、ブロック、砂などは、探せば意外と回収してくれる業者が見つかります。園芸用品を回収している業者であれば問題なく回収してもらえるため、土、ブロック、砂の回収を断られてしまったという方は、園芸用品を回収している業者にあたってみてください。

また、生ごみや調味料などの液体類、灯油やエンジンオイルについても、少ないですが回収している業者がいます。こちらも、回収を断られても諦めずに他の業者を探してみることをおすすめします。

危険物は高い金額なら回収可能の場合もある

ガスボンベのように、爆発する可能性があるもの、引火する恐れがあるものは一般的には回収が不可となっています。作業員に危険が伴うことや、少量であっても処分するのが難しいというのが理由です。

不用品回収業者なら回収可の品目の例

一般的な不用品回収業者で回収できる品目をまとめました。

ジャンル品目備考
家具ベッド、マットレス、タンス、テーブル、ソファー、椅子、食器棚、本棚、学習机など
家電テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコン、プリンタ、ゲーム機、ストーブ、扇風機、DVDプレーヤー、ラジカセ、コンポ、食器乾燥機、除湿器、加湿器、掃除機、空気清浄機、マッサージ器など
生活ゴミ衣服、紙、雑誌、布団、毛布、カーペット、おもちゃ、鞄、靴、空のペットボトル、空き缶、空き瓶など
レジャー用品ゴルフ用品、アウトドア用品、スキー用品、スノーボード用品、サーフボードなど
楽器ピアノ、エレクトーン、キーボード、オルガン、ギター、ベース、ドラムセットなどピアノ、エレクトーン、オルガンなど吊り下げ作業が必要な場合はオプション料がかかることがある
乗り物自転車、原付、バイク、タイヤ、ホイール
宗教的なもの仏壇、神棚など回収前に供養が必要(業者に供養まで依頼できる場合も多い)
事業系ごみ事業系一般廃棄物、産業廃棄物産業廃棄物の場合は、「産業廃棄物収集運搬業許可」を持っている業者に依頼する

悪徳業者を見分ける方法

「なんでも回収できます」という売り文句はどの業者もしているところで、実際には細かくはいかないまでも回収不可なものも存在します。

しかし、その中に紛れて悪徳な金額で不用品を回収していく業者も存在します。例として、回収した不用品を不法投棄し、後日それを発見した警察が元持ち主まで来て、不法投棄をした本人が捕まらないケース。

以上はレアなケースではありますが、可能性としては最悪な事態と言えます。そういったトラブルに巻き込まれないよう悪徳業者の見分け方について解説していきます。

会社の住所を明らかにしていない

会社の住所を明らかにしていない業者は、確実に悪徳業者であると言えます。住所を明らかにしない業者は、登記をせずに営業している無許可の業者です。

不用品回収業者は「一般廃棄物収集運搬許可」を自治体から受けていなければ営業できません。登記としていないということは当然「一般廃棄物収集運搬許可」を得られないので、無許可業者ということになります。

また、何かトラブルが起こったら営業する地域を移動すればよいと考え、あえて特定の住所を設けていない恐れがあります。

住所がわからない業者の利用は絶対に避けましょう。

料金体系が不明

一般的な業者はHPやチラシで料金体系をあらかじめ表示しています。また、回収依頼をするときにはまず自宅に訪問して見積をし、おおよそどのくらいの料金がかかるのか教えてくれます。

しかし、料金を教えてくれても、なぜその料金になるのか根拠を教えてくれなかったり、見積が適当で「当日になってみないと正確な金額はわかりませんね」などと言う業者は、回収当日に料金をつり上げてくる可能性があります。

特に、ピアノや大型の食器棚など運搬が大変なものは吊り下げ作業、階段作業などのオプションが付く場合がありますが、悪徳業者はお客さんの許可なくオプションを勝手にたくさん付けてきます。見積の際、料金の根拠や、オプションが付くのか付かないのかなどをしっかり確認しておくようにしましょう。

見積時に回収を依頼させようとする

回収前の見積は、どの業者も無料で行っているサービスです。3社程度に見積を頼み、納得いく料金の業者に依頼しましょう。もちろん見積だけ依頼することは何の問題もありませんので、お得な業者を見つけるために複数の見積依頼は必ず行いましょう。

見積をした際、優良な業者であれば見積が終わるとそのまま帰っていきますが、悪徳業者の場合は何とか回収まで依頼させようとしつこく勧誘してくるのが特徴です。

また、安すぎる見積額を提示し、回収依頼をさせるという手口もあります。その場合、回収当日に見積額よりはるかに高い料金を請求してきますので、大変危険です。

見積時に違和感を抱いた業者は、このような悪徳業者である可能性がありますので利用しない方が安全です。

トラックで巡回し回収している

トラックで「不用品を回収しています」といった音声をスピーカーで流しながら巡回し不用品回収をしている業者もいますが、こちらも悪質業者である可能性が高いです。このような業者はトラックで突然現れますのでどの会社なのかも不明ですし、登記の有無もわかりません。「一般廃棄物収集運搬許可」を持っているかもわかりませんので、警戒した方がよいでしょう。

「無料で回収します」と宣伝している

「無料で回収します」と宣伝している業者もいますが、このような業者も悪質業者である可能性が非常に高いと言えます。このように「無料の回収」を強調する業者は、高額の「処分費用」「運搬費用」「リサイクル料」などを請求することが多いのです。また、高額な料金を請求されたため回収を断ろうとすると高額のキャンセル料を請求してくるというケースが多く、結局高額の料金を支払わざるを得ないのです。

このように「無料回収」という言葉に騙されるトラブルは多く発生しているため、「無料」を強調する業者は利用しないようにしましょう。

なんでも回収できる不用品業者はいない

「不用品回収業者はなんでも回収できるのか」について解説しました。不用品回収では「なんでも回収します」と宣伝している業者もいますが、よく話を聞くと回収不可の品目があるケースが多いです。

ただ、回収範囲が広い業者はいますので、一度断られたとしても他の業者にあたってみることをおすすめします。

しかし、医療器具や一部の危険物などは専門の業者に依頼する必要があり、不用品回収業者では処分できないものがあります。つまり、不用品業者がなんでも回収することはできません。不用品回収業者が回収できないものについては、定められた方法を守って適切に処分しましょう。