1日の米国株式市場は小幅上昇 米10年債利回り24年ぶり高水準から低下 原油は急伸

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10月1日の米株式市場は主要3指数がそろって小幅に上昇した。米10年債利回りが一時5.34%と2002年以来の高水準を付けた後に低下へ転じた一方、中東情勢や燃料供給への懸念から原油価格は大幅に上昇した。
ダウ工業株30種平均は前日比20.51ドル(0.04%)高の5万0926.56ドルで取引を終えた。S&P500種株価指数は14.91ポイント(0.19%)高の7666.45ポイント、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は10.53ポイント(0.04%)高の2万6871.59だった。米国債の売りが先行し、10年債利回りは一時5.34%と24年ぶりの高水準まで上昇したが、その後は低下に転じ、株価を支えた。
米商務省経済分析局(BEA)が9月30日に発表した8月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前月比0.3%上昇、前年同月比3.4%上昇した。前年同月比はロイター通信がまとめた市場予想の3.7%を下回った。食品・エネルギーを除くコアPCE物価指数は前月比0.2%上昇、前年同月比3.0%上昇した。
ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁は9月30日、ニューヨークで開かれた米外交問題評議会(CFR)のイベントで、インフレ率について各種指標でみれば「約3%」で推移し、5年以上にわたり高止まりしているとの認識を示した。8月の物価統計についても、自身のインフレ認識を大きく変えるものではないと述べた。CFRによると、イベントは9月30日午後5時30分から開催された。
カシュカリ総裁は10月1日のロイター通信とのインタビューで、2027年にかけて追加利上げが必要になるとの見通しを示す一方、10月27〜28日のFOMCで利上げすべきかについては明確な判断を示さなかった。9月のFOMCでは政策金利の誘導目標を0.25ポイント引き上げ、3.75〜4.00%としている。
原油相場は急伸した。北海ブレント原油先物は1バレル102.31ドルと前日比4.28ドル上昇し、米WTI原油先物は92.87ドルと2.45ドル上昇した。ロイター通信によると、米軍が中東への兵力を増強するとの報道に加え、中国が香港とマカオを除く地域向けの石油製品輸出を停止したことが供給懸念を強めた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは米当局者の話として、米国防総省が中東に3個目の空母打撃群と追加の海兵隊艦艇を派遣し、兵力を9000〜1万人増強すると報じた。艦艇や航空機、海兵隊員などは11月末までに到着する予定だという。
トランプ米大統領は9月28日に行われ、10月1日に公開された米誌TIMEのインタビューで、中間選挙後にイランへの爆撃を拡大する可能性について「あり得る」と述べた。また、イラン政権が最近数カ月に抗議参加者ら7万5000人を殺害したと主張した。TIMEのファクトチェックは、この死者数は実際より多い可能性が高いと指摘しており、イラン国営メディアは3117人、人権団体は数万人規模としていると説明した。
一方、ニュースサイトAxiosは10月1日、マルコ・ルビオ米国務長官がイランとの協議が行き詰まった後、国連総会に出席していたイラン代表団に米国から直ちに出国するよう求めたと、米当局者と事情を知る関係者の話として報じた。代表団はその後ニューヨークを離れた。ただ、別の関係者はイラン代表団がもともと同日夜に出発する予定だったとも述べている。
※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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