アップル初の折りたたみ型「iPhone Duo」が10月23日発売―最大7.6インチ、36万4800円から

米アップルは、同社初の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」を発表した。左は5.4インチサイズとなる閉じた状態、右は7.6インチサイズとなる開いた状態(写真:アップルの発表資料より)[写真拡大]
米アップルは9日、同社初の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」を発表した。日本での販売価格は364800円~(米国では1999ドル~)で、10月16日に予約受け付けを始め、同23日に発売する。
同日の米株式市場でアップル株は前日比0.88ドル(0.28%)安の315.34ドルで取引を終えた。初の折りたたみ型iPhoneを含む新製品群の発表に対し、株価の反応は限定的だった。
アップルは新製品発表会「Surprise and Shine」で、iPhone Duoのほか、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、Apple Watch Series 12、Apple Watch Ultra 4、AirPods 5を公開した。標準モデルのiPhone 18は発表しなかった。
発表会は、9月1日にティム・クック前最高経営責任者(CEO)の後任に就いたジョン・ターナスCEOが主導する初の大規模なiPhone発表会となった。クック前CEOは取締役会のエグゼクティブ・チェアマンに就任している。
iPhone Duoは折り畳んだ状態で5.4インチの外側ディスプレーを備え、開くと7.6インチの内側ディスプレーを利用できる。開いた状態では、アップルがこれまで投入したiPhoneの中で最も薄いという。
基本ソフト(OS)のiOS 27は、折りたたみ式の画面に合わせて再設計した。2つのアプリを左右に並べて表示できるほか、同じアプリのウインドーを2つ開いたり、よく使う2つのアプリの組み合わせを保存したりできる。
端末には2ナノメートル製造技術を採用した新型半導体「A20 Pro」を搭載する。放熱用のベイパーチャンバーと、筐体の両側に1つずつバッテリーを配置するデュアルバッテリー構造も採用した。
アップルによると、動画再生時間は内側ディスプレーの使用時で最大31時間、外側ディスプレーの使用時で最大44時間となる。内外の画面を同程度使用する場合は、1回の充電で最大24時間利用できるとしている。
iPhone Duoはスター・ホワイトとナイト・スカイの2色を用意する。記憶容量は256ギガバイト、512ギガバイト、1テラバイト、2テラバイトから選べる。
同時に発表したiPhone 18 Proの価格は219,800円~(米国価格:1199ドル~)、iPhone 18 Pro Maxは239,800円~(同:1299ドル~)。両機種ともA20 Proを搭載し、放熱機構の改良や「Dynamic Island」の小型化、カメラ機能の強化を図った。予約受け付けは9月12日に開始する。
カメラでは、可変絞りに対応する4800万画素の「Fusion Main」カメラを採用した。被写界深度や取り込む光の量を調整できるほか、カメラアプリで絞りやシャッター速度、ホワイトバランスなどを手動操作できる。
iPhone 18 ProとPro Maxの本体色はブラック、シルバー、グレーシャー、バーガンディーの4色となる。
人工知能(AI)も発表会の主要テーマとなった。iOS 27では、アップル独自のAI基盤「Apple Intelligence」を活用する「Siri AI」をベータ版として提供する。
Siri AIは、メッセージやメール、写真などから利用者の文脈を把握し、画面に表示されている内容に基づいてアプリ内の操作を実行できる。iOS 27は9月14日に無償提供を始める。Siri AIは当初英語に対応し、日本語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語への対応は10月を予定している。
Apple Watch Series 12は、新しい「Health Sensing System」とS11チップを搭載した。心拍数を5秒ごとに測定するほか、心拍変動(HRV)の測定頻度を従来機種から引き上げた。価格は71,800円~(米国価格:399ドル~)で、9月18日に発売する。
新機能「Readiness」は、最近の活動量、トレーニング負荷、バイタルデータ、睡眠スコアを分析し、その日の身体状態を0~10のスコアで示す。
Apple Watch Ultra 4も同じヘルスセンシングシステムとS11チップを採用した。バッテリー駆動時間は通常使用時で最大50時間、低電力モードで最大84時間となる。価格は142,800円から(米国価格:799ドル~)で、発売日は9月18日。
AirPods 5は、標準モデルを含む全モデルにアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載した。アップルによると、ANC搭載AirPods 4と比べて外部の雑音を最大50%多く除去できる。
価格は標準モデルが23,800円(米国価格:129ドル)。27,800円(同:149ドル)のワイヤレス充電ケース付きモデルは、イヤホンの軸部分をスワイプして音量を調整する機能と、より長いバッテリー駆動時間を備える。いずれも9月18日に発売する。
※この記事はInternational Business Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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