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Nintendo Switch 2、米国で499.99ドルに値上げ 新バンドルと今後の販売が焦点に

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米国で2026年9月1日、Nintendo Switch 2の希望小売価格が449.99ドルから499.99ドルへ引き上げられた。任天堂は価格改定の理由を「さまざまな市場環境の変化」と説明しており、その影響は中長期に及ぶとしている。
日本ではこれに先立つ5月25日、「Nintendo Switch 2 日本語・国内専用」のメーカー希望小売価格が4万9,980円から5万9,980円へ変更された。改定直後の週間推定販売台数は前週比で約87%減少したが、直前には駆け込み需要が発生していたため、値上げによる中長期的な需要への影響は、その後の推移も含めて判断する必要がある。
■米国で50ドルの価格改定
米国でのNintendo Switch 2の希望小売価格は、9月1日から449.99ドルから499.99ドルへ50ドル引き上げられた。1ドル=160円で単純換算すると、約7万2,000円から約8万円への変更に相当する。米国で表示される希望小売価格には税金が含まれていない。
任天堂は2026年5月、米国に加えてカナダと欧州でも9月1日から価格を変更すると発表していた。カナダでは629.99カナダドルから679.99カナダドルへ、欧州のMy Nintendo Storeでは469.99ユーロから499.99ユーロへ引き上げられた。
日本では5月25日に「Nintendo Switch 2 日本語・国内専用」が4万9,980円から5万9,980円へ値上げされている。一方、マイニンテンドーストアで販売される多言語対応版の価格は変更されていない。
任天堂が公式に示している理由は、さまざまな市場環境の変化と、今後のグローバルでの事業性を検討した結果というものだ。同社は、こうした環境変化の影響が中長期に及ぶとの見方も示している。
■日本では価格改定直前に駆け込み需要
ファミ通の週間推定販売データによると、日本で価格が改定された5月25日から31日までのNintendo Switch 2販売台数は3万1,751台だった。前週の5月18日から24日までの24万7,880台と比べると、約87%の減少となる。
もっとも、前週の数字は通常時の販売水準をそのまま表したものではない。任天堂が5月8日に値上げを発表した後、改定前の価格で購入しようとする需要が集中し、5月11日から17日までの週も21万7,922台を記録していた。値上げ発表前の4月20日から26日までの週は4万5,825台だった。このため、約87%という減少率は、価格改定後の落ち込みに加え、直前の大規模な駆け込み需要の反動を強く反映している。
一方、駆け込み需要が始まる前の販売水準と比べても、値上げ後は低調だった。任天堂が値上げを発表する前の4月6日から26日までの3週間は、5万2,058台、4万4,280台、4万5,825台で推移し、週平均は約4万7,000台だった。
これに対し、値上げ翌週の6月1日から28日までの4週間は、2万3,059台、2万5,793台、2万6,435台、2万4,879台で、週平均は約2万5,000台となった。値上げ発表前3週間の平均を約47%下回る水準であり、87%減の大部分が駆け込み需要の反動だったとしても、その後すぐに以前の販売ペースへ戻ったわけではない。
7月期の4週間では計13万6,648台と6月期を上回り、週平均は約3万4,000台まで持ち直した。特に『スプラトゥーン レイダース』が発売された7月20日から26日までは5万168台に増えており、注目作の投入に伴って本体販売が上向く動きも見られた。
■米国では期間限定バンドルも展開
任天堂は米国で2026年6月上旬から、Nintendo Switch 2本体と対象ソフト1本を組み合わせた「Nintendo Switch 2: Choose Your Game Bundle」を499.99ドルで販売した。
購入者は『マリオカート ワールド』『ドンキーコング バナンザ』『ぽこ あ ポケモン』の3作品から、ダウンロード版1本を選択できた。任天堂の発表では、この商品は対象販売店で数量限定として扱われ、本体とソフトを個別に購入する場合に比べて最大29.99ドル割安になる設定だった。
9月1日以降は本体単体の希望小売価格自体が499.99ドルとなったため、同じ金額でゲームも入手できた期間限定バンドルの価格面での優位性は大きかった。ただし、公式発表では販売期間を一律に8月31日までとは定めておらず、取り扱い状況は販売店や在庫によって異なる。
任天堂は8月25日、米国向けに新たな本体セットも発表した。9月下旬に販売を始める「Nintendo Switch 2 + Mario Kart World Bundle」は、本体、同作のダウンロード版、Nintendo Switch Online個人プランの3カ月利用券を組み合わせ、希望小売価格を549.99ドルとする。任天堂によれば、個別購入より37.98ドル安い。
10月22日には「Nintendo Switch 2 + Nintendo Switch Sports Resort Bundle」も529.99ドルで発売される。本体、同作のダウンロード版、Nintendo Switch Online個人プランの3カ月利用券が含まれ、個別購入に比べて27.98ドル割安になるという。
これらは米国向けに発表された商品であり、日本で同じ構成や価格の本体セットが販売されることを示すものではない。日本では『Nintendo Switch Sports Resort』が10月22日に発売され、希望小売価格はダウンロード版が5,980円、パッケージ版が6,980円となっている。
■部品価格と関税が業績を圧迫
任天堂は2027年3月期の業績予想に、メモリを中心とする部品価格の上昇と関税措置による影響を合わせて約1,000億円織り込んでいる。古川俊太郎社長は、メモリを含む部品価格や為替の動向が価格改定を判断した要因に含まれると説明している。
生成AI向けデータセンターへの投資拡大を背景に、メモリ市場では需要構造が変化している。一方、Nintendo Switch 2の値上げが特定の種類のメモリ不足だけによって決まったと断定できる公式説明はない。任天堂が示しているのは、部品価格、為替、関税を含む複数の市場環境を総合的に検討したという内容である。
同社は2027年3月期にNintendo Switch 2を世界で1,650万台販売する計画だ。2026年3月期の販売台数は1,986万台で、会社予想は前期実績を約17%下回る。
この差には、発売初年度に需要が集中した反動も含まれるため、販売計画の減少分を価格改定だけの影響とみなすことはできない。値上げ後の需要、年末商戦の販売動向、ソフトウェアの投入効果が今後の焦点となる。
■累計販売は2,368万台に
Nintendo Switch 2の全世界累計販売台数は、2026年6月30日時点で2,368万台に達した。ソフトウェアの累計販売本数は5,817万本となっている。発売から約1年が経過した段階で、ハードウェアの累計販売台数はニンテンドーゲームキューブの生涯販売台数を上回った。
ソフトウェアでは『マリオカート ワールド』が世界累計1,539万本、『ドンキーコング バナンザ』が477万本、『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition』が399万本、『ぽこ あ ポケモン』が368万本を記録している。
今後は、『Nintendo Switch Sports Resort』が日本を含む各地域で10月22日に発売されるほか、Nintendo Switch 2向けの『ゼルダの伝説 時のオカリナ』も2026年中の発売が発表されている。後者の具体的な発売日は、9月2日時点では公表されていない。
8月28日には、ゲーム本編とDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」などを収録した『ELDEN RING Tarnished Edition』もNintendo Switch 2向けに発売された。価格改定後の本体販売を支えるうえでは、こうした新作や本体セットが購入のきっかけをどこまで生み出せるかが重要になる。
元記事: Switch 2 Hits $499.99 Today: Japan’s 87% Sales Crash Warns What Comes Next
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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