17日のNY市場は下落

2022年8月18日 06:15

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記事提供元:フィスコ

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33980.32;-171.69Nasdaq;12938.13;-164.42CME225;29000;-190(大証比)

[NY市場データ]

17日のNY市場は下落。ダウ平均は171.69ドル安の33980.32ドル、ナスダックは164.42ポイント安の12938.13で取引を終了した。英国のインフレ率が40年ぶり高水準となったほか連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控え、金利が上昇したことを警戒した売りが強まり、寄り付き後、下落。7月小売売上高も予想を下回り、成長減速への懸念も根強く軟調に推移した。その後、公表されたFOMC議事要旨では、参加者が一段の利上げを想定していると同時に過剰な引き締めリスクにも言及したことが明らかになり金利が伸び悩むと、主要株式指数は下げ幅を縮小。ダウは一時プラス圏を回復もハイテク株の売りに押され下落で引けた。セクター別では、エネルギーやテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、半導体・同製造装置、メディア・娯楽が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の29000円。ADRの日本株はソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、富士通<6702>、資生堂<4911>、セコム<9735>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル135.06円換算)で全般軟調。《FA》

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