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米国株見通し:伸び悩みか、雇用改善なら引き締めに思惑
記事提供元:フィスコ
*14:49JST 米国株見通し:伸び悩みか、雇用改善なら引き締めに思惑
(14時40分現在)
S&P500先物 4,373.00(+19.00)
ナスダック100先物 14,850.50(+91.50)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は120ドル高。アジア株高の波及が予想され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
6日の取引で主要3指数は続伸。ダウは一時400ドル超安に振れたが、プラスに転じ102ドル高の34416ドルで取引を終えている。この日発表されたADP雇用統計は民間部門雇用者数が予想を大きく上回ったものの、相場への影響は限定的だった。ただ、その後、マコネル上院共和党院内総務が12月までの債務上限停止を提案したと報じられ、債務不履行(デフォルト)懸念は一服。また、長期金利が失速し、ハイテク株買いが相場をけん引した。
本日は伸び悩みか。債務上限問題に関する共和党の提案を民主党は受け入れる方針で、与野党協議の進展を好感した買いが先行しそうだ。ただ、中国恒大集団の経営問題への懸念が残り、明日から再開される中国市場の動向が警戒される。一方、今晩発表の新規失業保険申請件数が予想通り改善すれば、回復期待の買いが見込まれる。半面、明日の雇用統計次第で連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め観測につながるため、株買いを抑制する要因となろう。《TY》
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