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岡山のイトーヨーカドー跡再開発、岡山初の大型フードホールが2022年夏に開業
大型フードホールのイメージ(両備ホールディングス発表資料より)[写真拡大]
両備グループが、イトーヨーカドー岡山店跡などで進めている再開発事業「杜の街グレース」(岡山市北区下石井)で、岡山県初となる大型フードホールが2022年夏に登場することが、決まった。岡山県や瀬戸内地方を代表する約20の名店が集結、杜の街づくりグレースの中核となって人々が集まる場所を目指す。
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大型フードホールが登場するのは、建設中の商業・ヘルスケア施設棟。約2,800平方メートルの中に寿司、グルメバーガー、スイーツ、バー、コーヒーなど約20店を集める。テナントは岡山県や瀬戸内地方を代表する名店を中心とする。
高さ約70メートルの天井は瀬戸内の穏やかな波をイメージしたデザインにし、開放感を表現する。座席に岡山県特産のデニム生地を使用するなど、地元にこだわったデザインを多く採用する。中央吹き抜け部分には段上の「丘」を設け、ベンチやイベントスペースなどさまざまな用途に活用する。
杜の街グレースは、イトーヨーカドー岡山店、ジョイポリス岡山の跡地約3.8ヘクタールを3期に分けて再開発する事業。両備グループが特定目的会社を設立して進めている。
このうち、第1期プロジェクトはイトーヨーカドー岡山店跡約1.7ヘクタールに地上37階、高さ137メートルのマンション棟、店舗棟、オフィス・商業棟、商業・ヘルスケア棟、立体駐車場を整備する。総工費約300億円で、5棟合計の延べ床面積は約10万5,000平方メートル。
7月に地上10階建てのオフィス・商業棟が開業し、岡山放送が本社を移したほか、両備ホールディングスも本社を移す計画。12月からは「杜の街グレース岡山ザ・タワー」と命名された分譲マンションの入居が始まる。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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