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日経平均は9円安でスタート、トヨタ自や商船三井などが冴えない
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;30372.02;-9.82TOPIX;2084.71;-6.94
[寄り付き概況]
13日の日経平均は前週末比9.82円安の30372.02円と小反落でスタート。10日の米国市場でNYダウは271.66ドル安の34607.72ドル、ナスダックは132.76ポイント安の15115.49で取引を終了。押し目買いが強まり、上昇して寄り付いた。しかし、8月生産者物価指数(PPI)の引き続き大幅な伸びで、高インフレへの警戒感に売りに拍車がかかり下落に転じた。民主党が企業の自社株買いに対する課税案を検討しているなどの報道や2001年9月11日の同時多発テロから20周年を迎え地政学的リスクなどを懸念し、引けにかけて下げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の29935円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、若干ながら本日は売り先行で取引を開始。ただし、直近の急ピッチの上昇を踏まえれば、想定内の動きであり、逆に押し目を拾う動きを期待する声も市場から聞かれている通り、寄り付き後の早い段階でプラスに転じる場面も見られるなど、大きく崩れる展開とはなっていない。
売買代金上位では、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、ルネサス<6723>、信越化<4063>などが堅調な反面、トヨタ自<7203>、商船三井<9104>、デンソー<6902>などが冴えない。業種別では石油石炭、建設、食料品などがプラス圏で推移。《FA》
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