東京為替:ドル・円は小じっかり、111円台が視野に

2021年6月23日 17:05

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記事提供元:フィスコ


*17:05JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、111円台が視野に

23日の東京外為市場でドル・円は小じっかり。朝方に国内勢による買いが先行し、110円63銭から上昇基調に。その後は日経平均株価の不安定な値動きで円売りは縮小し、ドルは伸び悩んだ。ただ、夕方にかけてクロス円に追随し110円92銭まで値を上げ、111円台が視野に入った。

・ユーロ・円は132円04銭から132円32銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.1943ドルから1.1912ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円110円80-90銭、ユーロ・円132円30-40銭
・日経平均株価:始値28,886.92円、高値29,007.83円、安値28,860.06円、終値28,874.89円(前日比9.24円安)

【経済指標】
・日・4月景気動向指数・先行改定値:103.8(速報値:103.0)
・独・6月製造業PMI速報値:64.9(予想:63.0、5月:64.4)
・独・6月サービス業PMI速報値:58.1(予想:55.7、5月:52.8)
・ユーロ圏・6月製造業PMI速報値:63.1(予想:62.3、5月:63.1)
・ユーロ圏・6月サービス業PMI速報値:58.0(予想:58.0、5月:55.2)

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「菅首相とは、内外経済情勢などを話した」
「特別プログラムの延長や気候変動の新しい方針を説明した」
・日銀金融政策決定会合議事要旨(4月26-27日分)
「先行きの景気回復をうまくとらえて緩和を強め、目標達成につなげる必要」(1人の委員)
「安定的な成長に向け金融・財政政策を同調性していくか政府と緊密に連携の必要性」(1人の委員)《TY》

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