マザーズ指数は5日ぶり反発、3社IPO、直近上場Enjinがストップ高/マザーズ市況

2021年6月22日 16:55

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記事提供元:フィスコ


*16:55JST マザーズ指数は5日ぶり反発、3社IPO、直近上場Enjinがストップ高
 本日のマザーズ市場では、日米株の急反発を受けて投資家心理が上向き、堅調な展開となった。6月後半のIPO(新規株式公開)ラッシュがスタートし、本日は3社がマザーズ市場に新規上場。直近上場銘柄も賑わいを見せた。もっとも、前日に海外勢の先物売り主導で急落した日経平均に比べ、マザーズ指数はまずまず底堅く推移していたため、本日の上昇率も日経平均ほど高くはなかった。なお、マザーズ指数は5日ぶり反発、売買代金は概算で1410.07億円。騰落数は、値上がり295銘柄、値下がり49銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のフリー<4478>などが堅調で、一部証券会社の投資判断付与が観測されたJMDC<4483>は5%近い上昇。売買代金上位では18日上場のEnjin<7370>が賑わい、ストップ高を付けた。MDNT<2370>は大幅続伸し、Pアンチエイジ<4934>やウェルスナビ<7342>は小高い。一方、時価総額上位ではメルカリ<4385>が軟調で、ビジョナル<4194>は小安い。また、ワンプラ<4199>などが売りに押され、下落率上位に顔を出した。
 なお、本日マザーズに新規上場したペルセウス<4882>は公開価格を1割強上回る初値を付けた。一方、デコルテHD<7372>とペイロール<4489>は公開価格を下回る初値となった。《HK》

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