コンチネンタル、元F1ドライバーのニコ・ロズベルグがブランドアンバサダーに就任

2021年5月24日 17:49

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ニコ・ロズベルグ(画像: コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)

ニコ・ロズベルグ(画像: コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)[写真拡大]

  • エクストリームE 優勝チームRXR @Extreme E(画像: コンチネンタルタイヤ・ジャパンの発表資料より)

 コンチネンタルタイヤは20日、元F1ドライバーでワールドチャンピオンを獲得したこともあるニコ・ロズベルグ氏が、コンチネンタルの新ブランド・アンバサダーに就任したと発表した。今後は、持続可能なモビリティを実現するための価値観の共有や、共同でのタイヤ開発を進めるという。

■ニコ・ロズベルグ氏 プロフィール

 ニコ・ロズベルグ氏は1985年6月、西ドイツ出身。F1では2006年から2016年までの10年間活動しており、ウィリアムズとメルセデスに所属していた。活動最終年の2016年には念願のワールドチャンピオンを獲得し、引退。日本でも活動最終年の2016年に鈴鹿サーキットで勝利を収めている。引退後はF1解説者などを務め、現在はサステイナビリティ起業家、投資家としても活動している。

■男女ペアで完走を目指すエクストリームE

 コンチネンタルは、2021年から始まった電動SUVによるオフロードレース「エクストリーム E」において、シングルタイヤサプライヤーとして全チームが使用するオフロードタイヤ「CrossContact Extreme E(クロス・コンタクト・エクストリーム E)」を供給。4月に開催されたエクストリーム Eの初戦では、ロズベルグ氏が率いる「Rosberg X Racing(ロズベルグ・エクストリーム・レーシングチーム)」が優勝している。

 エクストリームEは、男女1名ずつのプロドライバーがタッグを組み、砂漠、砂利、ガレ場、泥地、氷路などあらゆるコンディションを舞台にしたステージで争われる。現在は12チームが参戦。メルセデスF1チームにも所属しており、前人未到の7度目のワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトン氏が関わっていることでも、注目を集めている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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