ネイティブの英語が聞き取れない人必見! 覚えておきたい短縮表現5選

2020年10月27日 16:36

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 恐らく多くの日本人が「英語を勉強しているのに全く聞き取れない」と感じているのではないだろうか。それもそのはず、日常の英会話では文字通り発音されず短縮されていることが多い。今回はネイティブの英語を聞き取る為に、覚えておきたい短縮表現5選をピックアップして紹介する。

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■gotta

 「Have got to」の短縮表現。「I have got to~」が「I’ve got to~」になり、更に短縮されて「I gotta~」となる。「I gotta go」で「行かないといけない」という意味で「have to」と同じである。

■thin-kabou-it

 文字だけ見ると何のことかと思うかもしれないが、これは「think about it」のことだ。実際には「I’ll thin-kabou-it」のように発音されることがほとんどだ。

 ポイントは「thinkのk」と「aboutのa」が繋がり「ka」になること。そして「aboutのt」と「itのi」が繋がり「ti」になること。更に「itのt」はほとんど無音になる。特にアメリカ英語全般に言えることは「t」は基本的に弱く発音される。

■I-n-no

 一体何のことかと思った人も多いのではないだろうか。これは「I don’t know」のことである。日常会話では実際には「Don’t」の部分はとても弱く発音され「I-n-no」のように発音される。

■com-ere

 「Come here」の短縮表現。どこが短縮なのかというと「h」の音である。「h」の音は弱く前の音とつながる傾向にある。例えば「call him」の場合は「callim」となる。

■em’

 「See them, need them, want them」など単語の後にくる「them」は短縮され「em'」となる。特に「need」など「d」の音は「th」と合体して「de」の音に、「want」の場合は「t」と「th」がほぼ無くなり「wan-em」になる。

 今回紹介した短縮フレーズは学校の授業で教わるものではない。そしてこれこそが日本人がいつまでも英語が話せない大きな理由の1つといえる。ではこれらのフレーズを身に付けるには、聞き取れるようになるには、どうすればよいのか。それは聞く量を増やすしかない。英語に接する時間を増やすしかない。言葉というのは「習うより慣れよ」なのである。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る

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