概況からBRICsを知ろう 上海指数総合は値下がり、米中対立の警戒感再燃が重し

2020年9月4日 10:03

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:03JST 概況からBRICsを知ろう 上海指数総合は値下がり、米中対立の警戒感再燃が重し
【ブラジル】ボベスパ指数 100721.36 -1.17%
3日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1189.77ポイント安(-1.17%)の100721.36で取引を終了した。103225.6から99750.8まで下落した。

朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。海外市場の下落が嫌気され、ブラジル株への売りも広がった。また、予想以上の景気後退も引き続き圧迫材料。ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが広がった。

【ロシア】MICEX指数 2931.92 -0.83%
3日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比24.58ポイント安(-0.83%)の2931.92で取引を終了した。2967.61から2917.24まで下落した。

買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏がこん睡状態に陥ったことをめぐり、ドイツがロシアに対して制裁を検討しているとの報道が嫌気された。また、海外市場の下落もリスク回避の売りを強めた。

【インド】SENSEX指数 38990.94 -0.24%
3日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比95.09ポイント安(-0.24%)の38990.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.55ポイント安(-0.065%)の11527.45で取引を終えた。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。両指数とも2月下旬以来の高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。また、足元での景気悪化や雇用市場の回復遅れなども引き続き嫌気された。

【中国本土】上海指数総合 3384.98 -0.58%
3日の上海指数総合は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.82ポイント安(-0.58%)の3384.98ポイントと続落した。

米中対立の警戒感再燃が重し。ポンペオ米国務長官は2日、米国に滞在する中国の外交官に対し、規制を強化すると発表した。国境問題を抱えるインドとの対立激化も懸念。インド政府は2日、国家安全保障を理由に中国製モバイルアプリ118種の使用を禁止すると発表した。また、2日に開催された国務院(内閣に相当)常務会議で、「穏健な金融政策を継続する」としたうえで、一段の金融緩和には踏み切らない姿勢を示したこともマイナス材料視されている。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国経済の持ち直し期待は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。《CS》

関連記事