東洋紡が約5ヵ月ぶりの高値、新型コロナ最短60分判定のPCR検査キットが注目される

2020年7月15日 12:58

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■4月から敦賀バイオ工場で製造を開始し5月からは保険適用に

 東洋紡<3101>(東1)は7月15日の後場、1550円(36円高)で始まり、3日続伸基調となっている。東京都などで再び新型コロナウイルスの新規感染者数が増勢となる中で、最短60分以内で済む新型コロナのPCR法抽出・検出・測定キットなどが材料視され、前場は5%高の1563円(49円高)まで上げて今年2月13日以来の水準を回復した。

 7月8日、これまで2時間半以上かかるのが一般的だったのに対し最短60分以内で済む新型コロナウイルスPCR法の抽出・検出・測定キットを福井県に寄贈したと発表。同社が新型コロナ検査キットを手掛けていることが改めて注目された。20年4月から敦賀バイオ工場(福井県)で製造を開始し、5月からは公的医療保険適用の対象となり、地方衛生研究所や病院などでも使用されているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】タカラレーベンは反落も3Q好決算を手掛かりにバリュー株買いの再燃が有望(2020/01/31)
【株式評論家の視点】リックソフトは今2月期第3四半期業績は順調、日柄調整が進むか注目(2020/01/23)
【編集長の視点】CRGHDは2期ぶり最高業績を1Q決算で確認期待を高め3連騰(2020/02/05)
マクアケは20年9月期大幅増収増益予想で1Q順調(2020/02/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事