後場の日経平均は123円安でスタート、ファーストリテやGMOクラウドなどが下落

2020年7月7日 13:22

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22591.29;-123.15TOPIX;1569.86;-7.29

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比123.15円安の22591.29円と前引けからほぼ横ばいで取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ幅を縮小。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=107円30銭台と朝方よりも10銭ほど円安で推移。午前の日経平均は、九州水害の被害の拡大や、寄り付き前に発表された経済指標が市場予想を下回っていたことが懸念され反落してスタートした。寄り付き後は自動車大手の九州工場が水害の影響で稼働を停止との報道を受けて日経平均は徐々に下げ幅を拡大し安値圏でのもみ合いで推移した。後場の日経平均は、前場のTOPIXの下落率が-0.48%であることで日銀のETF買いへの期待感が薄く、横這いでのスタートとなった。寄り付き後は前場終値を挟んだもみ合いで推移している。

 セクター別では、医薬品、鉱業、鉄鋼、陸運業などが下落率上位となっている、一方、その他製品、サービス業、精密機器、情報・通信業などが上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>、ソニー<6758>、GMOクラウド<3788>、中外製薬<4519>などが安く、他方、任天堂<7974>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>などは上昇している。《HH》

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