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Webサイトのイメージ。(画像: JR東海の発表資料より)[写真拡大]
●Web予約で弁当の注文ができる
JR東海は10日、駅弁の予約サービスを2020年7月1日より受付し、7月4日より販売を開始すると発表した。駅弁の予約をすることができる駅は、東海道新幹線の東京駅と名古屋駅で、JR東海パッセンジャーズが製造している駅弁に限定される。7月から投入される新型車両N700Sの運航開始に合わせて導入され、コンビニエンスストアなどと熾烈なシェア争いを繰り広げている駅弁に新しい購入方法を導入する。
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●予約は「いいもの探訪」から行う
駅弁の予約方法は、JR東海のオンラインショップ「いいもの探訪」から行う。利用する3日前までの予約が必要で、支払いはオンラインショップからクレジットカードのみ利用可能。弁当のほかに飲み物も合わせて注文でき、アルコール類の取り置きを行うことも可能。注文できる個数に制限はないため、団体旅行などで予約することもできる。
●2都市を代表するお弁当が登場
今回予約することが可能になる弁当は、2駅ともに15種類以上が用意されている。それぞれの地域を代表する弁当が用意されており、東京駅では、中華弁当や深川めし、名古屋駅では味噌カツや名古屋コーチンを使った弁当などを購入できる。複数の種類を選択することもできるため、好みに合わせて注文が可能。価格帯は800円から1200円台の商品が中心に用意されている。
●制約も多いので便利とは言い切れない
JRの新幹線においてWebによる予約販売は他社でも導入が進んでいる。一方で、利用者からは予約をしてしまうとキャンセルができないこと、日時の変更ができないなど制約が多いこともあり、まだまだコンビニエンスストアが優位な状況となっている。
新幹線は予定の変更がしやすい乗り物が故に、いかに柔軟に注文対応が可能なシステムを構築することができるかが、今後の利用者増につながるだろう。(記事:speedbird・記事一覧を見る)
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