個別銘柄戦略:ポーラオルHDやAGCに注目

2020年2月28日 09:04

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記事提供元:フィスコ


*09:04JST 個別銘柄戦略:ポーラオルHDやAGCに注目
27日の米国市場ではNYダウが1190.95ドル安の25766.64、ナスダック総合指数が414.30pt安の8566.48、シカゴ日経225先物は大阪日中比625円安の21225円といずれも大幅安だった。28日早朝の為替は1ドル=109円60-70銭(27日大引け時点は110.05円付近)。本日の東京市場は米国株の急落に引きずられトヨタ<7203>、ソニー<6758>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>などの大幅安が予想される。米10年債利回りも1.2%台半ばへと大きく低下していることから三菱UFJ<8306>など大手銀行株も売りに押されよう。また、東証1部の大型株下落が信用取引の担保余力低下を招き、新興市場では信用買いの手じまい売りが勢いを増すだろう。一方で、リスク回避の金価格上昇を手掛かりとした第一商品<8746>や岡藤HD<8705>などについては値上がりが予想されるほか、新型肺炎関連として興研<7963>や、感染症病棟の空調システムのノウハウを持つ新日本空調<1952>などに物色の矛先が向かいそうだ。なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日東紡<3110>、ポーラオルビス<4927>、AGC<5201>、TOTO<5332>、特殊陶<5334>、リンナイ<5947>、ダイフク<6383>、ホシザキ<6465>、マキタ<6586>、TDK<6762>、ホンダ<7267>などに注目。《US》

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