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米国株見通し:売り継続か、リスク許容度低下のなか週末前の調整売り
記事提供元:フィスコ
*16:51JST 米国株見通し:売り継続か、リスク許容度低下のなか週末前の調整売り
(16時30分現在)
S&P500先物 3349.38(-19.87)
ナスダック100先物 9549.38(-74.87)
グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は166ドル安で推移。NY原油先物(WTI)も弱含み、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。
20日の取引は下落。NYダウは100ドルあまり下げて、取引を終えた。新型コロナウイルスの影響による業績悪化懸念が広がり、取引序盤から売りが先行。アップルの1-3月期売上高未達の予想などが改めて意識され、ハイテク株の下落が指数を押し下げた。この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が3年ぶりの高水準となり、株売りを弱める場面もあったが、全般的にリスク許容度の低下で買いは抑制された。
21日は引き続きリスク資産の買いが縮小しそうだ。また、今晩発表の製造業、サービス業のPMIは前回を下回ると予想され、週末前の利益確定売りを誘発する要因となる見通し。新型ウイルス感染が拡大する日本と関係が深い企業が注目され、売りが強まる可能性もあろう。個別銘柄では、決算発表のアドバンシックスやバーンズ・グループなどに動意が見込まれる。《TY》
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