【株式市場】イランの米軍基地攻撃を受け日経平均は一時624円安、防衛関連株や商品先物株が大活況

2020年1月8日 12:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3114円64銭(461円08銭安)、TOPIXは1693.76ポイント(31.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し7億8649万株

 1月8日(水)前場の東京株式市場は、早朝にイランが米軍のイラク駐在基地を攻撃と伝えられ、株価指数の先物が大きく下げたため、日経平均は358円安で始まったあと9時40分にかけて624円54銭安(2万2951円18銭)まで下押す場面があった。防衛関連株が一斉高となり、石川製作所<6208>(東1)などがストップ高。石油資源開発<1662>(東1)などの石油・資源株も強い。日経平均の前引けは461円08銭安(2万3114円64銭)となった。

 1月末の株式分割を発表したクレスコ<4674>(東1)が活況高となり、業績予想を増額したバイク王&カンパニー<3377>(東2)も急伸。アゼアス<3161>(東2)は中国で謎の肺炎が流行と伝えられたことが材料視されて急伸。NY金先物が約7年ぶりの高値と伝えられ、商品先物のフジトミ<8740>(JQS)や岡藤HD<8705>(JQS)、第一商品<8746>(JQS)などが軒並み急伸。

証1部の出来高概算は増勢となり7億8649万株、売買代金は1兆3476億円。1部上場2161銘柄のうち、値上がり銘柄数は61銘柄、値下がり銘柄数は2053銘柄。

 また、東証33業種別指数は鉱業1業種のみ値上がりし、値下がり率の小さい業種をみると、石油・石炭、空運、証券・商品先物、薬品、鉄鋼、情報・通信、小売り、食料品、陸運、などが並んだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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