映画館の高画質&高音質化をリードするドルビーシネマとIMAXの実力を解説

2020年1月3日 06:42

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記事提供元:ムビコレ

【高画質&高音質化の最前線/前編】

2019年12月20日、名古屋・ミッドランドスクエアシネマに中部地区初の「Dolby Cinema(ドルビーシネマ)」がオープン。写真:松竹マルチプレックスシアターズ公式サイトより

【高画質&高音質化の最前線/前編】 2019年12月20日、名古屋・ミッドランドスクエアシネマに中部地区初の「Dolby Cinema(ドルビーシネマ)」がオープン。写真:松竹マルチプレックスシアターズ公式サイトより[写真拡大]

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【高画質&高音質化の最前線/前編】

 2019年12月20日、名古屋・ミッドランドスクエアシネマに中部地区初の「Dolby Cinema(ドルビーシネマ)」がオープン。オープニング作品として『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が上映された。2018年11月のT・ジョイ博多(福岡)、2019年4月のMOVIXさいたま(埼玉)、同6月の梅田ブルク7(大阪)、同10月の丸の内ピカデリー(東京)に続く国内5つめのドルビーシネマで、2020年3月にはMOVIX京都(京都)のオープンも予定されている。

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 このところ映画館の高画質&高音質化が急速に進んでいるが、ドルビーシネマと後述する「IMAX(アイマックス)」は、その流れをリードする2大勢力であり、両者は強力なライバル関係にある。ドルビーシネマは、高輝度&高コントラストな「Dolby Vision(ドルビービジョン)」の映像と、天井や壁面に多数のスピーカーを配置した「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」の音を核に、劇場内の空間デザインも映画鑑賞用に最適化された“ドルビー印”のシアター。ロゴのサイネージが入り口に大きく掲げられ、場内へのアプローチに設置されたAVP(Audio Visual Path)と呼ばれる壁一面のディスプレイが「特別な空間」に入るワクワク感を盛り上げてくれる。一般的な映画館に比べて場内がかなり暗く、壁面やシートは光が反射しにくいマット調の仕上げになっているため、上映中はほぼ全暗に近い状態となる。

 HDR(ハイダイナミックレンジ)技術によって「明るいものはより明るく、暗いものはより暗く」を実現するドルビービジョンと、オブジェクトベースのサラウンド技術によって「面ではなく、点で表現される立体音響技術」を実現するドルビーアトモス。この2つの規格はすでに家庭用機器にも採用されていて、セッティングの整ったホームシアター環境なら劇場に匹敵するクォリティを目指すこともできる。ただし、映画館のような空間ボリュームや画面サイズ、全暗環境は家庭では到底実現できないわけで、ドルビーシネマなどのプレミアムなシアターが「映画は映画館で見るのが一番アガる」というファン心理を扇動し、映画ファンの映画館回帰を促しているのは確かだ。(後編へ続く)

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