2019年の平均気温、統計開始以来最高に

2019年12月25日 07:35

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 冬としては暖かい日が続いているが、23日の気象庁の発表によれば、2019年の年平均気温の速報値は基準値(10年までの30年平均)を0.92度上回り、1898年の統計開始以来最も高温となるようだ(日経新聞)。

 年平均気温は北海道から沖縄まで15の観測地点を抽出し、それぞれの基準値の差から算出。全国的に気温の高い状態が1年を通して続いたことが記録更新の要因だという。

 また台風は29個発生、うち15個が接近、5個が上陸。いずれも平年値(発生25.6個、接近11.4個、上陸2.7個)を上回ったとしている。ちなみに世界の年平均気温速報値は基準値(同)を0.42度上回り、1891年の統計開始以来で2番目に高くなりそうだとのこと。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | 地球

 関連ストーリー:
グリーンランドの氷床で湖が大きく増加、Google Earth技術による解析で判明 2019年12月20日
2011年から2014年の間、電気料金上昇が原因で少なくとも1280人が亡くなっているという推計 2019年10月31日
環境省、「2100年未来の天気予報」を公開 2019年07月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事