日経平均は104円高でスタート、任天堂やソニーが堅調

2019年12月23日 09:34

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23921.29;+104.66TOPIX;1737.50;+4.43

[寄り付き概況]

 23日の日経平均は前週末比104.66円高の23921.29円と4日ぶりの反発でスタート。20日の米国株式相場でダウ平均は78.13ドル高の28455.09、ナスダックは37.74ポイント高の8924.96で取引を終了。ムニューシン米財務長官が、米中両国が来年1月に貿易合意に署名する可能性に言及し、投資家心理の改善により買いが先行。7-9月期GDP確定値も予想に一致し堅調な内容となり、終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の23810円。米株高の流れから日経平均も買いが先行。ただ、主要な国内外の機関投資家においては、クリスマス休暇入りとなる中、商いは盛り上がりに欠ける印象。また、北朝鮮の動向なども警戒されるなか、寄り付き後は上げ幅を縮める展開となっている。

 売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、楽天<4755>、第一三共<4568>などが堅調。業種別では、医薬品、サービス、その他製品などが上昇率上位に。《US》

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