新興市場銘柄ダイジェスト:ツクルバは急騰、ホーブがストップ高

2019年12月16日 16:22

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記事提供元:フィスコ


*16:22JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ツクルバは急騰、ホーブがストップ高
<4446> LinkーU 5320 +170
続伸。20年1月15日を基準日に1株につき3株の割合で分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、流動性の向上と投資家層の拡大を図る。株式分割に伴い、定款を一部変更し、発行可能株式総数を1,680万株から5,040万株に引き上げる。

<2978> ツクルバ 1640 +219
急騰。スター・マイカ・ホールディングス<2975>の子会社とリノベーションマンション販売事業に関する業務提携契約を締結したと発表。スター・マイカグループが仕入れた施工前物件の一部に対し、ユーザーニーズを汲み取った仕様・デザインのリノベーション商品企画を行う。20年7月期第1四半期の営業利益は0.24億円(前年同期実績は非開示)で着地した。通期予想は黒字だが、金額は明示していない。

<4484> ランサーズ 779 -
公開価格(730円)を15.3%上回る842円で初値を付けた。フリーランスと企業を仕事領域でマッチングさせるプラットフォーム事業の運営が柱。20年3月期の営業損益予想は5.1億円の赤字(前期実績2.0億円の赤字)。ブランドイメージの確立やサービスの認知度向上などを目的に、約3.0億円の広告宣伝費を投下するプロモーションを実施する予定。上半期累計実績は2.1億円の赤字だった。

<4592> サンバイオ 3445 -700
ストップ安比例配分。大日本住友製薬<4506>と再生細胞薬「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした北米共同開発を中止、共同開発及びライセンス契約の解消を発表。20年1月期売上高は従来の7.1億円から4.5億円(前期実績7.4億円)に下方修正。大日住薬と行っていた臨床試験で開発協力金受領額が減少したため。営業損益は58.9億円の赤字から50.9億円の赤字(同37.3億円の赤字)に上方修正した。

<1382> ホーブ 1525 +300
ストップ高。ベルグアース<1383>と中国(台湾を含む)でのいちご苗事業に係る業務提携契約を締結したと発表している。ホーブが開発したいちご親株苗やいちご定植苗について、ベルグアースが中国国内で独占的に生産及び販売を行い、ホーブは中国でのいちご苗販売事業の技術的サポートを行う。

<7932> ニッピ 4130 +335
急伸で年初来高値。20年3月期の営業利益を従来予想の15.0億円から19.5億円(前期実績8.3億円)に上方修正している。コラーゲン・ケーシング事業で製造原価が低減し、利益を押し上げた。コラーゲンペプチドで製品の価格改定や牛由来原料の拡販で収益が改善したとしている。第2四半期累計の営業利益は前年同期比5.5倍の10.9億円で着地し、当初予想(5.5億円)を上回った。《FA》

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