【株式市場】北朝鮮の対米強硬観測などで日経平均は重いがTOPIXは小高い

2019年12月10日 12:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3428円67銭(2円03銭安)、TOPIXは1722.32ポイント(0.25ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億8315万株

 12月10日(火)前場の東京株式市場は、北朝鮮の対米強硬化の観測報道やNYダウの反落を受け、日経平均は58円安で始まった後93円77銭安(2万3336円93銭)まで軟化した。ただ、日立製作所<6501>(東1)やソニー<6758>(東1)などが強く、日経平均は次第に持ち直し、前引け間際には36円20銭高(2万3434円32銭)まで浮上。前引けは2円03銭安にとどまった。TOPIXは小高く、日経JASDAQ平均も高い。

 加賀電子<8154>(東1)が活況高の高値更新となり、非上場の電子部品商社の子会社化と「負ののれん益」経常などが好感され、任天堂<7974>(東1)も高値を更新。学情<2301>(東1)は10月決算と今期予想が好感されて急伸。インスペック<6656>(東2)は最新のレーザー露光機を材料視する相場に弾みがついたとされて2日連続大幅高。みらいワークス<6563>(東マ)は6日開催の説明会が契機とされて週明けから連日大幅高。

 新規上場のテクノフレックス<3449>(東2)は9時30分過ぎに公開価格900円を18%上回る1062円で初値をつけ、その後は同26%高の1133円まで上げ、前引けは1070円。また、ALiNKインターネット<7077>(東マ)は買い気配のまま初値がついていない。

 東証1部の出来高概算は4億8315万株、売買代金は8494億円。1部上場2157銘柄のうち、値上がり銘柄数は1059銘柄、値下がり銘柄数は942銘柄。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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