映画賞レースをNetflixが席巻! 配信サービス作品が良作を続々と生み出す

2019年12月7日 19:57

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記事提供元:ムビコレ

12月に入り、アメリカではいよいよ来年2月のアカデミー賞発表に向けての映画賞シーズンが本格的に始まった。写真:『マリッジ・ストーリー』 Netflixにて12月6日より配信

12月に入り、アメリカではいよいよ来年2月のアカデミー賞発表に向けての映画賞シーズンが本格的に始まった。写真:『マリッジ・ストーリー』 Netflixにて12月6日より配信[写真拡大]

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 12月に入り、アメリカではいよいよ来年2月のアカデミー賞発表に向けての映画賞シーズンが本格的に始まった。

 インディペンデント映画を対象にした第29回ゴッサム・インディペンデント映画賞は3日(現地時間)に発表され、日本でも配信が始まり、一部劇場で公開中のNetflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』が作品賞、最優秀男優賞、脚本賞、観客賞の4冠で最多受賞を果たした。

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 『マリッジ・ストーリー』は、離婚を経験する夫婦それぞれの苦悩を描いたNetflixオリジナル作品で、アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソン主演。夫を演じたドライバー、監督のノア・バームバックが脚本賞を受賞した。

 最優秀女優賞は『フェアウェル』(来春日本公開)のオークワフィナが受賞。最優秀ドキュメンタリー賞は『アメリカン・ファクトリー』(Netflix配信中)。ブレイクスルー・シリーズもNetflixの「ボクらを見る目」(40分超部門)、Huluの「PEN15(原題)」(40分未満部門)が受賞した。ブレイクスルー俳優賞はテイラー・ラッセル(『Waves(原題)』)、ブレイクスルー監督賞はロール・ドゥ・クレルモン=トネール(『The Mustang(原題)』)。

 第85回ニューヨーク映画批評家協会賞では、こちらもNetflixオリジナル映画の『アイリッシュマン』が作品賞、同作のジョー・ペシが最優秀助演男優賞を受賞した。監督賞はベニー・サフディとジョシュア・サフディ兄弟(『神様なんかくそくらえ』)がアダム・サンドラー主演の最新作『Uncut Gems(原題)』で受賞、脚本はクエンティン・タランティーノが『ワンス・アポン・ア・イン・ハリウッド』で受賞した。最優秀主演男優賞はアントニオ・バンデラスが盟友ペドロ・アルモドバル監督の『Pain and Glory(英題)』で、最優秀主演女優賞はルピタ・ニョンゴが『アス』で受賞、最優秀助演女優賞はローラ・ダーンが『マリッジ・ストーリー』と『Little Women(原題)』で受賞した。外国語映画賞は5月にカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた『パラサイト 半地下の家族』(12月27日より先行公開)が選ばれた。

 昨年はアルフォンソ・キュアロン監督のNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』がニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞など3冠を受賞し、その後の賞レースでも勝ち続け、第91回アカデミー賞では監督賞、外国語映画賞、撮影賞を受賞している。

 今年は『マリッジ・ストーリー』と『アイリッシュマン』に加えて、今月配信スタートの『2人のローマ教皇』も映画賞レースを賑わすこと間違いなしと言われている。いよいよNetflixを中心に、配信サービス作品が映画賞を席巻する時代が到来した。

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