【株式市場】NY株式の連日最高値など受け日経平均は一時134円高まで上げ材料株が強い

2019年11月27日 12:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3458円59銭(85円27銭高)、TOPIXは1711.13ポイント(5.42ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億9913万株

 11月27日(水)前場の東京株式市場は、NYダウやS&P500種指数などの連日最高値が好感され、日経平均は79円高で始まったあと134円50銭高(2万3507円82銭)まで上げた。米国景気拡大への期待などでソニー<6758>(東1)が年初来の高値に進んだ。半面、ブリヂストン<5108>(東1)などは小安く、半導体関連株も一服模様。日経平均は強い感触だったものの100円高前後で一進一退を続け、前引けは85円27銭高(2万3458円59銭)だった。

 久光製薬<4530>(東1)やキッセイ薬品工業<4547>(東1)、あすか製薬<4514>(東1)が活況高となり、新薬候補の臨床試験の好調などを好感、トーセ<4728>(東1)は2日続けて大幅高となり、アクアプラス社が11月26日に配信開始したスマホゲームアプリ「うたわれるものロストフラグ」を開発したとされて人気集中。JFEコンテイナー<5907>(東1)は親子上場企業の位置づけを巡る思惑とされて高い。カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)はマイルストン達成収入が材料視されて活況高。タツミ<7268>(JQS)は自動ブレーキの義務化との一部報道が材料視されてストップ高。    東証1部の出来高概算は少な目で4億9913万株、売買代金は8500億円。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1308銘柄、値下がり銘柄数は715銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、電力・ガス、鉱業、医薬品、ガラス・土石、石油・石炭、空運、パルプ・紙、機械、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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