日経平均は18円高でスタート、武田や日本郵政が堅調

2019年11月15日 09:54

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23160.53;+18.98TOPIX;1686.57;+2.17

[寄り付き概況]

 15日の日経平均は前日比18.98円高の23160.53円と反発で取引を開始した。14日の米国市場では、NYダウが1ドル安と、高値圏でのこう着となった。主要指数は最高値圏にあるため、高値警戒感などから米中交渉の進展待ち。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の23150円。円相場は1ドル108円40銭台とやや円高に振れて推移している。前日に一先ず23000円の節目はキープして踏ん張りをみせたことから、本日の日経平均はリバウンドを期待する流れで反発スタートとなった。その後も上げ幅をやや拡げる場面も見られたが、こう着感の強い展開となっている。

 業種別では、水産・農林業、精密機器、医薬品、パルプ・紙、海運業、不動産業、食料品などがプラスで推移。一方、鉱業、石油・石炭製品、ガラス・土石製品、銀行業、ゴム製品などがマイナスで推移している。売買代金上位では、スルガ銀行<8358>、日本郵政<6178>、小野薬<4528>、武田薬<4502>などがプラスで推移。一方、ZHD<4689>、ZOZO<3092>、アドバンテスト<6857>、日産自<7201>などがマイナスで推移している。《US》

関連記事