日本テクノ・ラボ 2Q減収なるも、イメージング&プリンタコントローラ事業受注残高前年同期比3倍弱で受注好調

2019年11月6日 16:42

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記事提供元:フィスコ


*16:42JST 日本テクノ・ラボ---2Q減収なるも、イメージング&プリンタコントローラ事業受注残高前年同期比3倍弱で受注好調
日本テクノ・ラボ<3849>は10月31日、2020年3月期第2四半期(2019年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比10.8%減の1.93億円、営業損失が0.33億円(前年同期は0.59億円の損失)、経常損失が0.32億円(同1.08億円の損失)、四半期純損失が0.36億円(同0.73億円の損失)となった。

イメージング&プリンタコントローラ事業の売上高は前年同期比71.0%減の0.24億円、利益は同83.3%減の0.02億円となった。前年同期比として、製品売上高の減少に伴いセグメント売上高およびセグメント利益が減少したが、今年度売上予定の受注残高は前年同期比192.7%増の3.73億円となった。

ストレージソリューション事業の売上高は前年同期比18.9%増の0.12億円、損失は0.17億円(前年同期は0.16億円の損失)となった。前年同期比として、製品売上高および保守売上高の増加に伴い、セグメント売上高は増加したが、保守原価ならびに販売費及び一般管理費の増加により、セグメント損失は僅かに増加した。

セキュリティ事業の売上高は前年同期比35.7%増の1.45億円、利益は0.44億円(同0.01億円の損失)となった。前年同期比として、製品売上高の大幅な増加に伴い、セグメント売上高も大幅に増加した。また、原価ならびに販売費及び一般管理費の減少により、セグメント損益は大幅なプラスとなった。

ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比24.4%減の0.09億円、利益は同15.6%増の0.02億円となった。前年同期比として、製品売上高および保守売上高の減少に伴い、セグメント売上高は減少した。一方で、原価ならびに販売費及び一般管理費の減少により、セグメント利益は増加し、減収増益となった。

2020年3月通期の業績予想については、売上高が前期比18.9%増の9.00億円、営業利益が同48.7%増の1.50億円、経常利益が同175.7%増の1.50億円、当期純利益が同105.7%増の0.80億円とする期初計画を据え置いている。《SF》

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