後場の日経平均は63円高でスタート、東エレクやエムスリーなどが堅調

2019年10月28日 12:56

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22863.80;+63.99TOPIX;1649.96;+1.52

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前週末比63.99円高の22863.80円と前引け値(22861.59円)とほぼ変わらずの水準で取引を開始した。ランチバスケットは差し引き売り買い均衡との観測。ランチタイムの日経225先物は22850円を中心とした横ばいでの推移。前場の日経平均は買い一巡後はもみ合いに終始したが、後場も積極的に上値を追う動きは見られない。なお、マザーズ指数は本日の上昇で75日線を捉えてきているほか、日経JASDAQ平均も7日続伸で3500円にのせてきており、相対的には新興市場への関心が高まりそうだ。

 売買代金上位では、エーザイ<4523>、SUMCO<3436>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、エムスリー<2413>などが堅調。その他、先週末に創業家ファミリー企業に対する融資の全額返済に係る合意書を締結したと発表したスルガ銀<8358>が大幅反発。ゲーム株物色の柱と位置付けられているコロプラ<3668>、オルトプラス<3672>なども引き続き物色が続いている。一方、先週末に上半期の決算を発表した信越化<4063>は前引けにかけて下げ幅を広げたが、後場も2%安。業種別では、保険業、水産農林、食料品、不動産などがマイナス圏となっている。《HH》

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