【株式市場】円安が鈍化し日経平均は昨日の年初来高値から上げ一服となり小反落

2019年10月17日 15:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2451円86銭(21円06銭安)、TOPIXは1624.16ポイント(7.35ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億1478万株

 10月17日(木)後場の東京株式市場は、円安基調の鈍化が言われ、日経平均は5円高で始まった。個別物色の色彩が濃く、自動車株の中ではマツダ<7261>(東1)が10月下旬発売の新SUVの予約好調などで高い。モバイルファクトリー<3912>(東1)は最高益基調への評価再燃とされジリ高。日経平均は前場高値(49円47銭高の2万2522円39銭)を抜けず、昨16日の年初来高値更新から小休止となった。

 後場は、ソニー<6758>(東1)が「立体音響技術」による楽曲を米アマゾン・ドット・コムなどの配信サービスに提供すると伝えられ多ことなどを受けて一段とジリ高基調を続け、アクロディア<3823>(東2)はブロックチェーン技術による暗号資産取引システムが注目されて一段高。エディア<3935>(東マ)は第二四半期の赤字縮小などが材料視されて一時4日連続ストップ高。ホーブ<1382>(JQS)は北海道地盤で五輪マラソンなどの札幌開催案を受け急伸。フジタコーポレーション<3370>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は11億1478万株(前引けは5億5213万株)、売買代金は1兆9233億円(同9288億円)。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は636(同729)銘柄、値下がり銘柄数は1433(同1319)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は7業種(前引けも7業種)となり、海運、空運、石油・石炭、化学、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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