注目のFOMC前に小動き/後場の投資戦略

2019年9月18日 12:17

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22012.72;+11.40TOPIX;1608.08;-6.50

[後場の投資戦略]

 日経平均は前日終値を挟んだ小動きが続き、前場を折り返した。朝方から円相場がやや弱含みとなっており、前日の当欄で指摘したとおり、ここまでの株高に乗り遅れた投資家の押し目買いも入りやすいだろう。一方、日経平均は前日までの10日続伸で上げ幅が1400円近くに達しており、上値では目先の利益を確保する売りが出ているとみられる。アジア株はまちまちとなっており、積極的に上値を追う手掛かりは乏しい。もちろんFOMCの結果を見極めたいとの思惑も強いだろう。後場の日経平均は小幅高水準でこう着感を強めるとみておきたい。賑わっている材料株でも手仕舞いの売りが広がる可能性がある。

 注目のFOMCでは、前回に続き0.25%の利下げが決まる見通し。ただ、金融市場は先んじて緩和期待を織り込んできており、こうした期待ほど米連邦準備理事会(FRB)がハト派姿勢を打ち出さないのではといった見方が根強くある。今後の方向性を占ううえで、FOMCメンバーの政策金利見通しやパウエルFRB議長の会見内容が非常に注目されるだろう。また、国内でも明日にかけて日銀金融政策決定会合が開かれる。世界的に緩和競争の流れとなるなか、追加緩和余地に乏しいとみられている日銀のスタンスにも注目しておきたい。(小林大純)《AK》

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