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日経VI概況:低下、外部環境の好転から落ち着いた一日
記事提供元:フィスコ
*16:17JST 日経VI概況:低下、外部環境の好転から落ち着いた一日
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比-0.06pt(下落率0.36%)の16.18ptと低下した。なお、高値は16.57pt、安値は15.94pt。前日の米国市場は、米中対立が和らぐとの期待から主要3指数そろって上昇。また、日本時間の取引開始直前にトランプ大統領による対中制裁関税の10月15日への延期表明があり、為替は1ドル=108円台までの円安に。これを背景に日経平均は200円超の上昇。ただ、昨日に引き続き本日もプットの手仕舞い売りが限定的であったため、日経平均が上がるなか日経VIは狭いレンジでの小動きに留まり、大幅な低下とまではいかなかった。
【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》
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