ポケモンのスマホ向け新作ゲーム、事前登録が世界で500万突破 今夏配信予定

2019年8月15日 09:25

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近くリリースされるスマホ用ゲームアプリ「ポケモンマスターズ」(画像: ディー・エヌ・エーの発表資料より)

近くリリースされるスマホ用ゲームアプリ「ポケモンマスターズ」(画像: ディー・エヌ・エーの発表資料より) [写真拡大]

 ポケットモンスターのスマホ向け新作ゲームアプリ「ポケモンマスターズ」を今夏配信する予定のディー・エヌ・エー(東京都渋谷区)は14日、ゲームの事前登録数がApp StoreとGoogle Playを合わせて全世界で累計500万件を突破したと発表した。事前登録は7月24日から始まり、約3週間で大台を超えた。ゲームは今月末頃リリースされる予定。

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 ゲームの内容は、プレーヤーがポケモントレーナーとなり、ピカチュウと「バディーズ」というコンビを結成。冒険をしながら各地のリーダーと戦いバッジを集めて大会への出場を目指す。大会に出場するには3人1組のチームを結成する必要があり、冒険の中で仲間になるバディーズを募るが、バディーズとして過去のポケモンシリーズのゲームに登場するキャラクターが数多く登場する。

 ゲームはスマートフォン向けで、日本語のほか英語やフランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、中国語(繁体字)の8カ国後に対応。無料でダウンロードすることができ、ゲーム中に使うアイテムに課金されるシステムとなっている。

 ポケットモンスターは1996年、家庭用ゲーム機向けソフトとして任天堂とクリーチャーズ、ゲームフリークの3社が開発。現在、この3社が共同出資したポケモン(東京都港区)がキャラクターの管理や事業展開を行っている。今回のゲームは、ディー・エヌ・エーとポケモンが共同開発した。

 ポケモンシリーズのスマホ用アプリゲームとしては、2016年にナイアンティックと共同開発した「ポケモンGO」をリリース。ゲームと同じように実際に街を歩きながらポケモン探しが楽しめるとして、社会現象になるほどの大ヒット作となった。

 今回のポケモンマスターズは、過去のゲームソフトに登場したキャラクターとバトルをしたり、仲間になったりすることができるなど、これまでのゲームの世界観をより反映した内容となっている。それだけにファンの注目も高く、再びポケモンGOのようなヒット作となるか注目される。

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