日経平均は72円安でスタート、アサヒや資生堂が軟調

2019年7月22日 09:27

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21394.75;-72.24TOPIX;1559.24;-4.72

[寄り付き概況]

 7月22日の日経平均は前週末比72.24円安の21394.75円と反落でスタート。19日の米国株式相場でダウ平均は68.77ドル安の27154.20、ナスダックは60.75ポイント安の8146.49で取引を終了。マイクロソフトの好決算などが好感され買いが先行。ただし、その後は米中高官が電話協議を実施したことが伝わり、今後の米中協議を見極めたいとの思惑が広がったほか、イラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の21265円。なお、21日に投開票が行われた第25回参院選は、与党の自民・公明両党は改選過半数の63議席を上回った。参院選を無事に通過したものの、日米決算の本格化、日米貿易交渉など手控え要素も引き続き多く、本日の日経平均は売りが先行する展開に。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、村田製<6981>などが堅調な反面、5%安のアサヒ<2502>を筆頭に、資生堂<4911>、第一三共<4568>などが軟調な展開。業種別では、精密機器、食料品、水産農林などが下落率上位にランクインしている。《US》

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