日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に3日続落、ソフトバンクGとダイキンの2銘柄で約44円分押し下げ

2019年7月18日 16:56

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記事提供元:フィスコ


*16:56JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に3日続落、ソフトバンクGとダイキンの2銘柄で約44円分押し下げ
18日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり3銘柄、値下がり221銘柄、変わらず1銘柄となった。

18日の日経平均は大幅に3日続落。前日の米国市場では、トランプ大統領が追加関税を示唆したことで中国側が反発するなど、米中貿易摩擦に対する先行き懸念から主要3指数が続落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の21330円となり、これにサヤ寄せする格好から朝方から売りが先行した。その後、軟調な出足となった中国株などのアジア株式市場や為替市場における1ドル=107円60銭レベルまでの円高・ドル安進行を背景に、日経平均は大引けにかけて下げ幅を拡大した。世界的な景気減速懸念を背景に景気敏感株への売りが目立ち、日経平均は節目の21000円を6月18日以来約1ヶ月ぶりに下回る場面があった。

大引けの日経平均は前日比422.94円安の21046.24円。東証1部の売買高は12億8872万株、売買代金は2兆1777億円だった。なお、東証1部の値下がり銘柄は全体の約96%を占めた。

値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>で、1銘柄で日経平均を約27円押し下げた。同2位はダイキン<6367>で、京セラ<6971>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、セコム<9735>などが続いた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは出光興産<5019>で前日のNY原油相場の下落をうけ5.05%安、同2位はコニカミノルタ<4902>で4.96%安となった。

一方で、日経平均構成銘柄の値上がり銘柄はスクリーンHD<7735>、千代田化工建設<6366>、住友不動産<8830>の3社のみにとどまった。


*15:00現在

日経平均株価  21046.24(-422.94)

値上がり銘柄数  3(寄与度+0.48)
値下がり銘柄数 221(寄与度-423.42)
変わらず銘柄数  1

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<7735> スクリン 5120 40 +0.29
<6366> 千代建 308 4 +0.15
<8830> 住友不 3999 1 +0.04

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 4947 -122 -26.88
<6367> ダイキン 13825 -460 -16.89
<6971> 京セラ 6870 -210 -15.42
<6954> ファナック 18450 -370 -13.58
<6098> リクルートHD 3448 -120 -13.22
<9983> ファーストリテ 68680 -350 -12.85
<6762> TDK 7940 -290 -10.65
<9735> セコム 8585 -280 -10.28
<4543> テルモ 3075 -63 -9.25
<6758> ソニー 5740 -211 -7.75
<9613> NTTデータ 1406 -40 -7.34
<8028> ユニファミマ 2481 -50 -7.34
<7751> キヤノン 3036 -127 -6.99
<4503> アステラス薬 1517.5 -34 -6.24
<7269> スズキ 4367 -166 -6.09
<4901> 富士フイルム 5292 -158 -5.80
<9433> KDDI 2859.5 -25.5 -5.62
<4063> 信越化 9585 -146 -5.36
<4324> 電通 3530 -140 -5.14
<8015> 豊通商 3175 -135 -4.96《CN》

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