【株式市場】個別物色となりTOPIXなどは高いが日経平均とマザーズ指数は小安い

2019年6月25日 12:10

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万1241円28銭(44円71銭安)、TOPIXは1548.32ポイント(0.58ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億8708万株

 6月25日(火)前場の東京株式市場は、トランプ米大統領がイランの最高指導者ハメネイ師ら個人の試算にも経済制裁を科すと伝えられ、個別物色の展開となった。米国での新事業を発表した日本通信<9424>(東1)は活況高となり、セレス<3696>(東1)はビットコイン相場高などを受けて8日続伸基調。一方、日経平均は10時頃の27円78銭高(2万1313円77銭)を上値にダレ模様となり、11時過ぎには一時80円81銭安(2万1205円18銭)まで軟化した。TOPIXは小高いが、日経平均の前引けは44円71銭安(1241円28銭)だった。東証2部指数、日経JASDAQ平均は高いが、東証マザーズ指数は安い。

 ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東1)は月次動向が好感されて活況高となり、カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は米ギリアド社からの契約金などが注目され手気配値のままストップ高に張り付いた。25日、新規上場となったインフォネット<4444>(東マ)は公開価格1490円を71%上回る2540円の買い気配。まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は少なく4億5859万株、売買代金は7593億円。1部上場2145銘柄のうち、値上がり銘柄数は1188銘柄、値下がり銘柄数は833銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ヒーハイスト精工は調整一巡して反発期待、19年3月期2Q累計減益だが進捗率順調(2018/11/15)
プロレド・パートナーズは、18年10月期大幅増益で成長続く、7000円割れを下値に上値試す(2018/11/01)
ラ・アトレは出直り期待、18年12月期利益・配当予想を上方修正(2018/11/15)
リーガル不動産は総合不動産開発企業として業容拡大、下値に買い入る(2018/10/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事