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【株式市場】米利下げ観測など受け日経平均は一時265円高まで上げ2万1000円台を回復
◆日経平均は2万1111円38銭(226円67銭高)、TOPIXは1548.25ポイント(15.86ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億1967万株
6月10日(月)前場の東京株式市場は、米国での利下げ観測や前週末のNYダウ263ドル高などを受け、株価指数に先物が先行高となり、日経平均は210円高で始まった。電気・精密、機械、自動車などが高いほか、「血液1滴から様々ながんを発見する検査キット」と伝えられた東レ<3402>(東1)も高いなど、材料株物色も強く、日経平均は265円76銭高(2万1150円47銭)まで上げて前引けも226円67銭高(2万1111円38銭)となった。取引時間中としては5月29日以来の2万1000円台を回復。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均もしっかり。ただ、2部指数は小安い。
自社株買いを前週末に発表した電気興業<6706>(東1)が活況高。川崎近海汽船<9179>(東2)は安いが空前の大商いとなり思惑沸々。窪田製薬HD<4596>(東マ)は欧州でのオーファンドラッグ指定が注目されストップ高。大木ヘルスケアHD<3417>(JQS)も自社株買いなどが材料視されて連日ストップ高。
東証1部の出来高概算は5億1214万株、売買代金は8263億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1663銘柄、値下がり銘柄数は376銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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