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サンコーテクノの19年3月期業績は増収2ケタ増益と2期連続の増収増益
■ファスニング事業が機能材事業の減収減益をカバー
あと施工アンカーのサンコーテクノ<3435>(東2)の19年3月期業績は増収2ケタ増益と2期連続の増収増益となり、期末配当は2円増配の24円となった。
主力のファスニング事業においては、各種設備工事等の需要は、民間工事で増加したものの、公共工事は前年を下回る水準で推移しており、主力製品である金属系あと施工アンカーの販売は微増であった。一方、低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底打ちしたほか、完成工事高が増加したことや、ドリル・ファスナー製品の販売が増加したことで、ファスニング事業の業績は、売上高139億97百万円(前年同期比8.8%増)、セグメント利益18億40百万円(同 9.9%増)と増収増益となった。
機能材事業は、電動油圧工具関連の販売が、国内を中心に好調に推移した。また、電子基板関連が堅調に推移した。しかし、アルコール検知器の販売が微減となり、FRPシート関連は、二重床や防水樹脂の材料販売を終了したことにより減少したため、機能材料の業績は、売上高30億28百万円(同12.5%減)、セグメント利益2億65百万円(同35.5%減)と減収大幅減益となった。
その結果、19年3月期連結業績は、売上高170億25百万円(同4.3%増)、営業利益13億17百万円(同13.6%増)、経常利益13億33百万円(同14.7%増)、純利益9億43百万円(同18.4%増)となった。
今期20年3月期については、依然として建設技能労働者の不足や、資材価格・労務費の上昇に対応するための体制確保が重要な課題となっているが、成長戦略のキーワードとして掲げる「安定供給」、「安定品質」、「市場創出」をいっそう促進させるように取組むことで、売上高183億円(前期比7.5%増)、営業利益13億90百万円(同5.5%増)、経常利益14億10百万円(同5.7%増)、純利益9億65百万円(同2.3%増)と増収増益を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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