欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、明日からの本格取引に警戒も

2019年4月22日 17:25

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記事提供元:フィスコ


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、明日からの本格取引に警戒も
22日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想したい。足元の中国の底堅い経済指標から景気減速への過度の警戒は後退。ただ、ユーロ圏の景況感は弱く、リスク回避的な円買いは根強い。また、欧州など主要市場の休場で、ドル買いは入りづらいだろう。

今月に入って発表された中国の国内総生産(GDP)など経済指標は予想を上回る内容が続いており、同国を起点とした景気後退への過度の警戒は一時期に比べ和らいだようだ。ただ、前週ユーロ圏の製造業PMIなどは低調で、域内経済の回復は当面見込みにくい。本日は欧州など主要市場が休場のため、今週発表のユーロ圏の消費者信頼感指数やドイツのIFO企業景況感指数などを見極めようと積極的な売り買いは手控えられる見通し。週明けのアジア市場でドル・円は、前週から続く狭いレンジ内での取引に終始しており、今晩も111円90銭台を中心とした値動きが続きそうだ。

21日に行われた衆院大阪12区と沖縄3区の両補欠選挙は、それぞれ日本維新の会、野党系無所属の候補が当選。自民党の補選敗北を受け衆参ダブル選挙への思惑は遠のき、政策期待の円売りは出にくいだろう。一方、トランプ米大統領のロシア疑惑で民主党は政権を追及する姿勢を強めているが、昨年11月の中間選挙で共和党の上院での議席上積みで弾劾は実質困難のため、材料にはなりにくい。NY市場では、米中古住宅販売件数が堅調な内容となれば、ドルの買い戻しが見込まれるが、明日からの本格取引を前に積極的なドル買いは抑制されるだろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・3月シカゴ連銀全米活動指数(予想:2.55、2月:-0.29)
・23:00 米・3月中古住宅販売件数(予想:530万戸、2月:551万戸)
・イースターマンデーで休場:独、仏、英など《FA》

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