エスプールは第1四半期の2ケタ増収増益等好感され高値を更新

2019年4月4日 10:52

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■人材派遣サービスなど引き続き好調で営業利益は27%増加

 エスプール<2471>(東2)は4月4日、急伸して再び高値を更新し、朝方に23%高の2624円(497円高)まで上げたあとも17%高前後で強い展開となっている。3日の取引終了後に発表した第1四半期の連結決算(2018年12月~19年2月)が2ケタの増収増益となり、営業利益は前年同期比26.9%増加したことなどが注目されている。

 企業の業務の一部を受託するアウトソーシングサービス、シニアや障がい者などの活用支援、人材派遣、人材紹介サービスなどを行い、第1四半期の連結売上高は前年同期比21.0%増加して38.88億円となった。営業利益は同26.9%増加して2.11億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同16.3%増加して1.25億円となった。

 人材派遣サービスが引き続き順調に拡大したほか、障がい者雇用支援サービスについても農園の管理収入が増加したことで堅調に推移した。ロジスティクスアウトソーシングサービスの収支が大きく改善した。

 今期・19年11月期の連結業績見通しは全体に据え置き、売上高は170.66億円(前期比15.3%の増加)、親会社株主に帰属する純利益は8.11億円(同31.0%の増加)、1株利益は51円43銭。各利益とも連続で最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ヒーハイスト精工は調整一巡して反発期待、19年3月期2Q累計減益だが進捗率順調(2018/11/15)
プロレド・パートナーズは、18年10月期大幅増益で成長続く、7000円割れを下値に上値試す(2018/11/01)
ラ・アトレは出直り期待、18年12月期利益・配当予想を上方修正(2018/11/15)
リーガル不動産は総合不動産開発企業として業容拡大、下値に買い入る(2018/10/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事