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1月の第3次産業活動指数、3カ月ぶりに上昇 前月比0.4%上昇 経産省発表
経済産業省の発表によると、1月のサービス産業(第3次産業)活動指数が3カ月ぶりに回復したことが分かった。ただし基調判断は「持ち直しの動きがみられる」を据え置いている。
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■指数が3カ月ぶりに上昇
13日、経済産業省が2019年1月のサービス産業(第3次産業)活動指数を発表した。季節調整済指数値は106.5で、前月比0.4%上昇となり2018年11月以来3カ月ぶりに上昇した。
■飲食やマンション販売が好調
上昇した業種では、生活関連サービスの「食堂、レストラン、専門店」「スポーツ施設提供業」「競輪・競馬等の競走場、競技団」が好天などにより前月比2.4%上昇。卸売業では「医薬品・化粧品等卸売業」が輸出や小売店向け販売が順調、「機械器具卸売業」が企業向け電子計算機や小売業向け電子機械などの取扱量が増加したことで同1.6%上昇。不動産業では「マンション分譲業」が首都圏販売の持ち直しにより、前月比2.1%上昇だった。
■小売業や電気・ガス・熱供給・水道業が不振
小売業は「自動車小売業」が前月までの反動で低下し「織物・衣服・身の回り品小売業」が冬物不振だったことで、前月比1.8%低下。その他では、電気・ガス・熱供給・水道業が同2.4%低下、情報通信業が同0.3%低下、金融業・保険業が同0.3%低下となっている。
■基調判断は「持ち直しの動きがみられる」を据え置き
基調判断は「持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。プラス面では対個人サービスと対企業サービスがともに上昇したことや指数値が過去最高となった2018年第4四半期の水準へと回復したことに触れている一方で、対個人サービスで低下した自動車小売業や織物・衣服・身の回り品などの小売業に触れ、「上昇寄与業種は4業種と多くはなく、力強い上昇では」ないとしている。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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