ラ・アトレは3期連続の最高益めざす、プレミアムリノベーションマンションなど拡大

2019年2月16日 14:20

小

中

大

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆今期3円増配へ、海外機関投資家へのIR(投資家向け広報)も推進

 ラ・アトレ<8885>(JQS)の2018年12月期の連結決算(2月14日発表)は、引き続きプレミアムリノベーションマンションなどの再生不動産販売部門や、都市型商業施設を含む新築不動産販売部門を中心に利益面での拡大が続き、経常利益は9.40億円(同53.5%の増加)となり、2期連続で最高を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益も6.24億円(同38.8%の増加)と最高を更新した。(HC)

◆中期計画では東証本則市場へのステージアップ(市場変更)もめざす

 一方、売上高は77.20億円(同6.7%減)となったが、これは主に、平米当たり単価の上昇が続く新築分譲マンション事業で地域性を考慮しつつ、他社との競合を避けるなど、数量を追求しない戦略を採ったことが要因。利益面では、新築不動産販売部門のセグメント利益は同51.0%の増加となった。

 再生不動産販売部門では、中古マンション市場の活況を追い風に、1棟リノベーションのヴィンテージリノベーションマンション「ラ・アトレ御苑内藤町グランガーデン」や1戸2億円を超える「200Million-Renovation」の取り扱い拡大などが寄与した。新築不動産販売部門では、収益不動産の都市型商業施設「A*G神宮前」や新築分譲マンション「ラ・アトレレジデンス下総中山」、土地企画販売業務「高田馬場プロジェクト」などが寄与した。また、不動産管理事業では、訪日外国人観光客の需要拡大などに対応したレジデンシャルタイプのホテル「LAホテル福岡」(福岡市)がオープンし収益貢献を開始した。

◆今期は創業30周年の準備年

 今期・2019年12月期は、創業30周年(20年12月期)に向けた準備年として、収益不動産開発では都市型商業施設の「A*G中目黒」、「A*G高円寺」のプロジェクトを推進するほか、新築分譲マンションでは「ラ・アトレレジデンス新百合カ丘」などの販売を開始する。再生不動産販売部門では、「パークコート赤坂ザタワー」など、販売価格が1戸2億円を超えるプレミアムリノベーションマンション・シリーズなどの拡大を引き続き推進する。

 また、スマートフォン向けサービス&ソリューション事業などのアクロディア<3823>(東2)、フリーWi-Fiスポット構築事業などのファイバーゲート<9450>(東マ)などとの協業・連携によりIoTマンション開発も進める。国内・海外機関投資家へのIR推進も積極化するとした。

 こうした取り組みにより、今期・2019年12月期の連結業績予想は、売上高が一気に100億円台に乗る計画の152.30億円(前期比97.3%の増加)、経常利益は11.0億円(同17.0%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は7.63億円(同22.2%の増加)とした。予想1株利益は144円65銭。3期続けて最高益を更新することになる。配当(期末一括)は1株当たり3円増の17円を予定する。

 また、中期計画(2019年12月期~21年12月期)では、20年に創業30周年を迎えるため、事業ポートフォリオの拡大(マルチチャネル化の推進)、経営指標の再構築と実践的財務戦略の実現、東証本則市場へのステージアップ(市場変更)などを推進し、到達年度の連結売上高を201.76億円、親会社株主に帰属する当期純利益は10.66億円などとする目標を掲げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【小倉正男の経済コラム】「キャスター」VS「SNS」、正義は独占できない(2018/11/10)
スリープロはレンジ下限水準から続伸、3Q高利益進捗率業績を見直し決算発表に期待を高め下げ過ぎ訂正(2018/11/06)
トレジャー・ファクトリーは調整一巡感、19年2月期予想に上振れ余地(2018/11/09)
LTSは続落も3Q決算発表を前に年平均利益成長率19.9%を手掛かりに押し目買い好機(2018/10/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

広告

財経アクセスランキング

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_market

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース