日経平均は101円高でスタート、コマツや日立が買われる

2019年1月17日 09:36

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20544.23;+101.48TOPIX;1546.48;+8.71

[寄り付き概況]

 17日の日経平均は前日比101.48円高の20544.23円と反発して取引を開始した。米国株式相場は上昇。米金融大手の好決算のほか、英議会はメイ内閣の不信任決議案を採決し、与党・保守党などの反対多数で否決したことで、一先ず市場は落ち着きを見せている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の20475円。円相場は1ドル109円前後で前日より円安方向で推移している。この流れから、日経平均も上昇して寄り付き、その後20500円を挟んだ動きとなっている。

 業種別では、水産・農林業を除き、証券・商品先物取引業、パルプ・紙、鉄鋼、非鉄金属、銀行業などほぼ全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、塩野義製薬<4507>、コマツ<6301>、日立<6501>、キーエンス<6861>、花王<4452>、三菱UFJ<8306>などがプラスで推移している。一方、Gunosy<6047>、武田薬<4502>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>などがマイナスで推移している。《US》

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