アズームは月極駐車場関連の遊休不動産活用事業を展開、19年9月期大幅増収増益予想

2019年1月17日 09:00

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アズーム<3496>(東マ)は、月極駐車場関連を中心に遊休不動産活用事業を展開している。19年9月期大幅増収増益予想である。株価は地合い悪の影響で戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。

■月極駐車場関連の遊休不動産活用事業を展開

 18年9月東証マザーズに新規上場した。駐車場情報検索ポータルサイト「カーパーキング」の月極駐車場紹介サービス、月極駐車場サブリースサービス(駐車場一括借り上げによる賃料保証サービス)などの遊休不動産活用事業を展開している。月極駐車場掲載件数は日本最大級である。不動産テックを活用して事業拡大スピードを加速させている。

 収益柱の月極駐車場サブリースサービスは、関東圏において1000物件以上の駐車場を確保している。また18年12月1日時点で、分譲マンションにおける駐車場受託物件数が200棟を突破、全社サブリース受託台数も8000台を突破した。

■19年9月期大幅増収増益予想

 19年9月期の非連結業績予想は、売上高が18年9月期比55.2%増の28億63百万円、営業利益が57.7%増の2億60百万円、経常利益が73.3%増の2億60百万円、純利益が66.3%増の1億82百万円としている。月極駐車場紹介サービスの全国対応・認知度向上推進、月極駐車場サブリースサービスの首都圏深掘りや地方への積極展開、新規サービス開始などで大幅増収増益予想である。

■株価は調整一巡して出直り期待

 株価は地合い悪の影響で戻り高値圏から反落したが、18年11月安値5270円まで下押すことなく、12月25日の6250円から切り返している。調整一巡して出直りを期待したい。1月16日の終値は7370円、今期予想PERは約59倍、時価総額は約108億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【小倉正男の経済コラム】「キャスター」VS「SNS」、正義は独占できない(2018/11/10)
スリープロはレンジ下限水準から続伸、3Q高利益進捗率業績を見直し決算発表に期待を高め下げ過ぎ訂正(2018/11/06)
トレジャー・ファクトリーは調整一巡感、19年2月期予想に上振れ余地(2018/11/09)
LTSは続落も3Q決算発表を前に年平均利益成長率19.9%を手掛かりに押し目買い好機(2018/10/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事