後場の日経平均は256円安でスタート、良品計画や花王などが下落

2019年1月10日 13:08

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20170.57;-256.49TOPIX;1520.05;-15.06

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比256.49円安の20170.57円と前引けから下げ幅をやや縮小して取引を開始した。午前の日経平均は4日ぶり反落。アジア株も軟調に推移。225先物はランチタイムにかけて20100円-20170円のレンジで推移。為替は1ドル=108円を割り込み、朝方よりも円高方向で推移している。東京市場も朝方から利益確定売りが先行し、日経平均も20000円を超えたところでは戻り売り圧力が強まりやすくなっていることから手がけづらさが意識されているものの、後場の寄り付きは前場の下げ幅を縮める形となった。安川電機<6506>が本日決算発表を控えていることなどから、様子見姿勢でのこう着状態が続いている格好だ。

 業種別では、化学、石油・石炭製品、非鉄金属、電気機器、ゴム製品などがマイナスで推移している。一方、陸運業、鉱業、電気・ガス業などがプラスで推移。売買代金上位では、良品計画<7453>の下落が目立つほか、花王<4452>、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>などがマイナスで推移している。一方、武田薬品工業<4502>が上昇しており、ZOZO<3092>などがプラスで推移している。《HH》

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