日経平均寄与度ランキング(前引け)~4日ぶり大幅反落、FリテとソフトバンクGの2銘柄で約62円押し下げ

2019年1月10日 12:45

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記事提供元:フィスコ


*12:45JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~4日ぶり大幅反落、FリテとソフトバンクGの2銘柄で約62円押し下げ
10日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり40銘柄、値下がり183銘柄、変わらず2銘柄となった。

日経平均は4日ぶり大幅反落。285.13円安の20141.93円(出来高概算約6億4049万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、米中貿易摩擦解決への期待からアジア・欧州株がほぼ全面高となるなか、FOMC議事録で大半の当局者が今後の追加利上げに対して慎重な姿勢を示したことなどが好感された。連邦政府機関の閉鎖解除に向けたトランプ大統領と民主党幹部との会談が不調に終わったことが明らかになるなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円安の20250円となり、東京市場には朝方から利益確定売りが先行した。その後は、円相場が1ドル=108円を割り込むなど円高が進むなか、上海総合指数の出足も鈍かったことから短期筋による225先物売りも多く観測され、日経平均は前場中ごろに一段安となった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で指数を約62円押し下げたほか、ファナック<6954>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、花王<4452>などもそれに続いた。資生堂や花王は国内証券による目標株価引き下げ観測が嫌気されているもよう。一方で、値上がり寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位は武田<4502>となったほか、アドバンテ<6857>、スズキ<7269>などがそれに続いた。


*11:30現在

日経平均株価  20141.93(-285.13)

値上がり銘柄数  40(寄与度+20.24)
値下がり銘柄数 183(寄与度-305.37)
変わらず銘柄数  2

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 13230 180 +6.67
<4502> 武田 4276 76 +2.81
<6857> アドバンテ 2215 31 +2.30
<7269> スズキ 5677 60 +2.22
<7735> スクリン 4885 100 +0.74
<1963> 日揮 1644 18 +0.67
<9020> JR東日本 10015 172 +0.64
<9433> KDDI 2669.5 2 +0.44
<4151> 協和キリン 2157 12 +0.44
<9021> JR西日本 8003 91 +0.34
<6366> 千代建 316 8 +0.30
<9022> JR東海 23470 75 +0.28
<9005> 東急 1859 12 +0.22
<9735> セコム 9347 5 +0.19
<9009> 京成 3480 10 +0.19
<9432> NTT 4520 21 +0.16
<8804> 東建物 1168 7 +0.13
<1605> 国際帝石 1018 8.5 +0.13
<6471> 日精工 976 3 +0.11
<1801> 大成建 4765 15 +0.11

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 52340 -860 -31.85
<9984> ソフトバンクG 7612 -272 -30.22
<6954> ファナック 16855 -660 -24.44
<4523> エーザイ 8593 -339 -12.55
<4452> 花王 7459 -339 -12.55
<6367> ダイキン 12085 -265 -9.81
<4063> 信越化 8521 -228 -8.44
<2801> キッコーマン 5790 -220 -8.15
<6762> TDK 7360 -190 -7.04
<4911> 資生堂 6223 -188 -6.96
<4543> テルモ 6101 -89 -6.59
<6971> 京セラ 5571 -88 -6.52
<6758> ソニー 5250 -163 -6.04
<9613> NTTデータ 1240 -30 -5.55
<6305> 日立建 2454 -115 -4.26
<6506> 安川電 2622 -114 -4.22
<9766> コナミHD 4870 -110 -4.07
<4021> 日産化学 5730 -110 -4.07
<4503> アステラス薬 1501.5 -22 -4.07
<7267> ホンダ 3074 -50 -3.70《CN》

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