11日のNY市場はまちまち

2018年12月12日 07:00

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;24370.24;-53.02Nasdaq;7031.83;+11.31CME225;21345;+215(大証比)

[NY市場データ]

11日のNY市場はまちまち。ダウ平均は53.02ドル安の24370.24、ナスダックは11.31ポイント高の7031.83で取引を終了した。中国による米国車の輸入関税引き下げの検討が伝わると、米中貿易摩擦の先行き懸念が後退し、買いが先行。しかし、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り、政府機関閉鎖も辞さない構えを示し、政権運営への懸念から下落に転じた。引けにかけて、再び上昇する局面もみられたが上値の重い展開となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や食品・生活必需品小売が上昇する一方で銀行や保険が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円高の21345円。ADRの日本株はファナック<6954>、三井住友<8316>、任天堂<7974>が軟調な他は、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、三菱商<8058>、資生堂<4911>、HOYA<7741>、TDK<6762>など、対東証比較(113.41円換算)で全般しっかり。《FA》

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