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米国株見通し:米中対立激化懸念で世界的に株安拡大へ
記事提供元:フィスコ
*18:25JST 米国株見通し:米中対立激化懸念で世界的に株安拡大へ
S&P500先物 2672.25(-29.50) (18:00現在)
ナスダック100先物 6704.50(-98.75) (18:00現在)
18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は300ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、6日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。
「カナダ司法当局が米国の要請により中国通信機器大手ファーウェイの幹部を拘束した」との報道を受けて、米中対立激化への懸念から世界的に株安が広がる状況になっている。NYダウは休日前に800ドルほどの大幅安で引けており、市場センチメントは悪いままでの取引再開となる。NY原油先物は、OPEC総会への警戒や米国内在庫の減少予想で、ある程度の反発も見込まれる。
本日発表となる米経済指標では、11月ADP雇用統計(民間雇用者数)や11月ISM非製造業景況指数が注目される。両指標とも前回を下回ると予想され、株式市場にはややネガティブな材料になるとみられる。米企業の決算発表は、クローガーやブロードコムなどがある。《KK》
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