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トヨタとPSAが共同で2002年に設立した小型車生産の合弁会社トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)[写真拡大]
トヨタ自動車とグループPSAは、欧州での小型商用車のOEM供給や、2002年に設立した小型車生産の合弁会社トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)の運営において、新たな協力関係の構築で合意したことを発表した。
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トヨタの欧州統括会社であるトヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)とPSAは、2012年より、欧州にて小型商用車の分野でも協力してきた。PSAは、プジョー「エキスパート」およびシトロエン「ジャンピー」をベースにした小型商用車「プロエース(PROACE)」をオルデン工場(フランス)で生産し、TMEにOEM供給している。
今後、2019年末より、PSAからTMEに、PSAのビーゴ工場(スペイン)で生産された小型バンも供給する。
今回の関係強化の目的は、欧州において、両社それぞれの強みを活かし、小型車のみならず、小型商用車も提供することで開発や生産コストを最適化し、互いにその恩恵を享受することにある。TMEは、今回の小型バンの開発費や設備投資について、応分の負担をします。
TPCAについて、PSAが保有するTPCA株式を全株式、TMEが取得し、2021年1月からTPCAはTMEの完全子会社とする。これは、トヨタとPSAが2002年に締結した小型車共同生産の合弁契約に含まれていた、持ち株比率見直しに関する条項に基づくものだ。
TPCAでは、欧州市場向けに開発されたエントリーレベルの小型乗用車「トヨタ・アイゴ(Aygo)」、「プジョー108」、「シトロエンC1」を生産しています。今後も、同モデルの生産を継続し、生産と雇用は維持する予定。TPCAのTME完全子会社化により、TPCAはトヨタの欧州における8拠点目の工場となる。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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